糧になったヨーロッパGTチームの実力
夏休み最後の週末となった8月23~25日、鈴鹿サーキットで開催された2019 第48回サマーエンデュランス『BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース(以下鈴鹿10H)』では、Schnitzer/BMWがレコードタイムのスーパーラップでポールポジションを獲得。
決勝ではWRT/AudiとGruppeM/Mercedes 、Absolute/Porscheが表彰台を分け合うという、またも予定調和のような結果となりました。
予選後、2番手に留まったWRT/Audiのドライバーが「明日はもっと暑くなればいいね」とコメントしていたことや、スタート時のローリングでAudiだけが派手にウェービングしてタイヤを温めていたことが、どう影響したかは、私にとっては年に1度のスポット取材故のデータ不足で判断しかねるのですが、この日のレースでは、ライバルに比べてAudiが頭一つ速かったのは事実。表彰台を奪ったヨーロッパ勢、2位はGruppeM/Mercedes、そして3位はAbsolute/Porscheでした。