レンタカー各社が新サービス展開
秋の行楽シーズンに向け、レンタカー各社が個性的で魅力的なモデルを続々と追加。ここでは、それらの中でも特に注目のサービスをピックアップ。復刻版「アルピーヌA110」や、光岡自動車のハンドメイドモデル「ロックスター」、オーストリア製バイクのKTMやハスクバーナと、魅力的なモデルをレンタルできるサービスを紹介しよう。
名スポーツカーがレンタルできる
全国にタイムズレンタカーを展開しているタイムズモビリティネットワークスでは、憧れの名車を貸し出すサービス「Service X」を2014年の8月に開始。当初用意されたのは1991年初度登録のスーパー7と、1986年初度登録のアルファロメオ・スパイダー。その後もポルシェやロータスなど、輸入車のスポーツカーを中心に各地の店舗で導入を開始。1時間なら2700円(今回のアルピーヌA110は3240円)からの手軽な料金設定も人気を呼んでいる。
今回レンタル開始されるのは、フランスを代表するライトウエイトスポーツカーとして復活した「アルピーヌA110」。1960年代から70年代に活躍していた初代をオマージュして、2017年にデビューした2代目だ。ご覧のようにコンパクトな2シータークーペだが、225psを発生する1.8リッターのガソリンターボを搭載。96%がアルミのボディなどで約1100kgという軽量を誇り、最高速度は250km/h。100km/hまで4.5秒で到達する俊足の持ち主で、日本国内には昨夏、導入された。
取り扱いは東京の赤坂見附駅前店のみで、9月9日から利用できる(申し込みの受付けは8月22日から)。俊敏な走りが魅力のA110ピュアと洗礼されたデザインを持つA110リネージが各1台。
なお、アルピーヌA110のレンタカーサービスは、日本国内では初めてだ。
アメ車風フォルムが魅力のハンドメイドカー
次に紹介したいのが、千葉県野田市に本拠を置く、はなぐるまが運営している「おもしろレンタカー」。ここでは2012年4月にデビュー直後のトヨタ86の貸し出しを開始してから、スポーツカーやプレミアムカー、希少車などをレンタカーとして続々と採用。外国人観光客らからも好評のため、現在は首都圏以外にも和歌山や広島にもネットワークを拡大している。
今回ラインアップに加わったのは、現行のマツダND型ロードスターをベースに、200台限定で世に送り出された光岡自動車の「ロックスター」。ハンドメイドによる独創的なデザインのクルマづくりで知られる光岡自動車が、創業50周年を記念してリリース。古き佳き時代のアメ車を彷彿とさせるグラマラスなボディを身にまとう、カスタマイズカーだ。
配備されるのは、東京のFC店であるおもしろレンタカー祐天寺店。ボディカラーは、遊び心あふれるシスコオレンジカラーだ。9月1日に予約受付をスタート、10月1日からレンタルを開始する。
欧州の名門KTM製バイクに乗れる
最後はクルマではなく、オートバイのレンタルを紹介しよう。キズキレンタルサービスでは、2007年からオートバイのレンタルサービスを開始。現在その「レンタル819(バイク)」の拠点数は140店舗を超えて、北海道から沖縄までの全国ネットワークを誇っている。
今回はオーストリアからバイクを輸入しているKTM Japanとコラボレーション。欧州の2大名門ブランドとして知られるKTM(ケーティーエム)とHusqvarna Motorcycles(ハスクバーナ・モーターサイクル)がレンタル車両に加わる。
ラインアップはKTMが799ccエンジンを搭載した最新ツーリングモデルの「790 ADVENTURE(790アドベンチャー)」。
ハスクバーナは普通自動二輪免許でも乗れる373ccエンジンを搭載したストトリートバイク「SVARTPILEN 401(スヴァルトピレン401)」だ。
それぞれ30台で、キャンペーンも実施される。レンタル開始は9月1日からだ。
【詳しくはこちら】
タイムズカーレンタル Service X
おもしろレンターカー
レンタル819 Try the KTM 特設ページ
https://www.rental819.com/collaborate/ktm/
レンタル819 Try the Husqvarna Motorcycles特設ページ
https://www.rental819.com/collaborate/husqvarna/