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RS-R、トヨタ・レクサス電子制御サスペンション電磁バルブ内蔵型「AVS」対応の車高調キットを市販化

投稿日:

TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: オマドーン

3年の月日をかけて開発!

 そんなユーザーの悩みを解消すべく、ティエムシーではAVSの誕生とともに研究をスタート。約3年にのぼる開発期間を経て、念願のAVS対応モデル「RS-R ベストi アクティブ」を世に送り出すことに成功したのである。下写真(左がRS-R製品、右は純正品)

「すでに多くの自動車メーカーが電子制御ダンパーを採用しています。そのような車種を購入したユーザーが、純正の持つハイテク機能はそのままに、任意に車高調整できるように開発したのがアクティブ・シリーズです。すでにトップマウント式のAVS対応車高調は展開していますが、レクサスNXや新型クラウンなど、ダンパー内部にソレノイドバルブを持つ最新型”AVS”対応モデルの開発にも成功しました。走行状況を感知するセンサー類や制御システムは純正を流用し、ハーネスは純正カプラーに対応した専用品を開発したので、ボルトオンでの取り付けを可能としてます」とは、ティエムシー広報部広報課の松原サン。

 こうして誕生した「RS-R ベストi アクティブ」は、36段の減衰力調整機能や、オイル容量を十分に確保する単筒式ダンパー、ヘタらない超軽量スプリング”Ti2000″、そして充実の保証制度など、ベストi本来のハイスペックを踏襲。AVS機能やモード切り替えといった純正の最新デバイスはそのままに、安全・安心のローダウンが実現できるようになった。

 設定車種は、新型クラウンやレクサスNX。気になるプライスだが、前者は28万8000円で、後者は27万8000円(ともに税抜)と、最新構造を持つ唯一無二のハイスペック車高調ながら手の届きやすい価格帯となっているのも注目すべきポイント。なお、レクサスLC、レクサスUX、レクサスRX450hLをはじめ、新型スカイライン400Rといった日産のアクティブダンパー対応モデルも開発予定とのこと。 

 解析が難しい電子制御化が大幅に進み、カスタマイズ業界にとっては厳しい時代。しかし、車高調キットについてはまだまだ可能性を秘めていることをティエムシーは証明してくれた。

【詳しくはこちら】

ティエムシー
https://www.rs-r.co.jp/

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