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三菱「アウトランダー&アウトランダーPHEV」を改良 専用設計サウンドシステムを新設定

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TEXT: 片山政弘  PHOTO: 三菱自動車

クリアかつ存在感のある音質を実現

 三菱はミドルサイズSUV「アウトランダー」及び、充電機能をもつプラグイン・ハイブリッドカー「アウトランダーPHEV」をマイナーチェンジした。両車共通の改善点は以下のとおり。

 専用設計「ミツビシパワーサウンドシステム」の新設定。これは510Wのパワーアンプと8つのスピーカーシステムを採用、室内形状やスピーカー位置に合わせて専用のサウンドチューニングが施され、高品質なサウンドを奏でてくれる。

 さらにカーナビには、スマートフォン連携ナビゲーションを採用。USBでスマホとつなげば、Android AutoやApple CarPlayで好みのアプリケーションを楽しめる。Sportifyなど話題のサブスクリプションサービスも車内で再生できるようになった。

 内外装では両車ともボディカラーに新色の赤「レッドダイヤモンド」を新採用。これでアウトランダーは全7色、アウトランダーPHEVでは10色のラインアップとなった。室内では運転席に腰の負担を軽減するランバーサポートを設定。2列目シートのクッションを改良しサポート性を向上させた。またアウトランダーPHEVでは助手席パワーシートも設定された。

 そして、アウトランダーには三菱のお家芸ともいえる「S-AWC」(スーパーオールホイールコントロール)を搭載。前後のトルクをコントロールするだけでなく、AYC(アクティブヨーコントロール)によって、左右のトルクをもコントロールするというもの。発進時に車輪の空転をブレーキで抑制し、雪道など滑りやすい路面でも強力なトラクションを発生。エコ、ノーマル、スノーに加え、新たにグラベル(非舗装路)も加えた4つの走行モードを備える。なお、S-AWCはアウトランダーPHEVには以前から装備されている。

 さらに今回、アウトランダーに特別仕様車「BLACKEdition」を設定。ターククロムのフロントファンネルカーニッシュとリヤゲートカーニッシュ、フラック塗装の18インチアルミホイールなどを採用する精悍なモデルだ。

 価格は、アウトランダーPHEV 386万7480円〜519万8040円、アウトランダー 267万6240円〜335万8800(※消費税8%の場合)。

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