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2021年からナンバープレート表示が厳格化! フレーム以外に取り付け角度にも規定あり

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

2021年から適用される新基準とは何か

 続いては2021年から適用される、新しい基準とはどんなものだろう。これまでは『番号を見やすいように表示しなければならない』としか定められていなかったのが、前面と後面のナンバープレートごとに位置や角度の数値が明確に設けられる、つまり、これまでよりも一段と厳格化されると考えていい。

 一例を挙げると前面のナンバープレートの角度は上下の向きが上向き10度〜下向き10度、左右の向きは左向き10度~左右向き0度であるなど、細かくて分かりにくいもの。

 他にナンバーフレームの上/下/左右の幅やボルトカバーの直径や厚さまでがひとつひとつ定められ、国土交通省の「ナンバープレートはイジるな」との強い意思が感じられる内容だ。とはいえ、下記の写真のような規制に対応したナンバーフレームも出ている。

 ただし、この新規定に勘違いしている人が多いのも事実。2021年からの新基準が適用されるのは、『2021年4月1日以降に初めて登録・検査・使用の届出がある自動車』であり、『2021年3月31日までに初めて登録・検査・使用の届出がある自動車』は無関係である。

 つまり現時点で乗っているクルマはもちろんのこと、2021年3月31日までに登録された中古車も当てはまらない。だからといってナンバープレートを見えにくくするのはマナーやモラルを疑われるうえ、そもそも後ろめたいことがなければ隠す必要のない話だろう。新基準が適用される人は当然ながらキッチリ遵守し、それ以外の人も良識あるドレスアップを心がけるべし。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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