軽自動車からキャンピングカーまで、誰でも簡単に
タイヤの空気圧点検はどれくらいの頻度で行なっていますか? 推奨されているのは月に1度のペースと言われてますが、実際には全くチェックしていないという読者もいるでしょう。しかし、空気圧が低い状態で走行すると、乗り心地やハンドリングといった走行安定性が損なわれるだけでなく、転がり抵抗が大きくなることで燃費も悪化。そして、なによりもパンクという危険まで伴ってくるのです。それでもタイヤの空気圧不足に危機感を持つ人が少ないのが現状です。
パンク急増に伴う、TPMSの普及
ここに「JAFロードサービス」の救援依頼内容(2019年8月度)に関するデータがあります。出動理由で最も多かったのは『バッテリーの過放電』の57,345件。なんと2位は『タイヤのパンク、バースト、エア不足』であり、じつに40,316件も発生していたのです。わずか1ヶ月、しかもJAFだけの件数と思えば人ごとではないはずです。
そんなタイヤの空気圧を常時監視する装置として注目されているのが「TPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)」というもの。すでにアメリカでは新車に対して義務化されており、日本でも標準装備化が進められていますが、まだまだ浸透しきれていない状況です。
そこで注目されているのがアフターメーカー製のTPMS。数千円から購入できますが、実際の空気圧と異なっていたり、設定が非常に面倒だったり、車種やタイヤによって対応できないなど、安かろう悪かろうな市販品が多いのも事実。そんな不安や煩わしさをすべて解消する次世代のTPMSこそ、ウェッズギアの『TPMS MR(TPMS MIDDLE RANGE)』なのです。では、どこか魅力なのかじっくりと追求していきましょう。
軽自動車からキャンピングカーまで幅広く対応
市販TPMSの場合、モニターに表示されるタイヤの空気圧は、0〜400Kpa(最大4.0kgf/cm2)が一般的。一方の『TPMS MR』は、0〜800Kpaという高圧な空気圧までをカバーしています。この幅広い表示空気圧が表すものは、幅広い車種や装着タイヤに対応できるということ。つまり、軽自動車や普通車はもちろんのこと、ワンボックスやライトトラックもカバーしているのです。
例えば、大口径アルミホイールを履くドレスアップ車をはじめ、サーキット走行を楽しむスポーツカーなど、マメな空気圧管理が必要な車両だけでなく、一般的な市販タイヤ空気圧センサーでは対応できなかったキャンピングカーにもうってつけの空気圧監視システムなのです。
特に、高まるキャンパー需要と比例してキャンピングカーによるタイヤトラブル件数は増加。ベッドや収納棚など重量級の車体を支えているので負担がかかりやすく、日常的に使用しないぶんタイヤの経年変化にも気をつけないといけません。『TPMS MR』は、こうした危険を未然に防ぐ役割を担っているのです。
自動認識機能で面倒な設定不要
『TPMS MR』の魅力をもうひとつ、それは、”OTO”というセンサーポジションを自動認識する機能を搭載したことです。通常のタイヤ空気圧センサーでは、タイヤ交換時やローテーションを行なうと再設定が必要となるケースが多いのですが、センサー位置を自動的に認識。タイヤを前後左右に入れ替えたとしてもセンサーからの情報をキャッチ、4輪の正しい位置を即座に把握してくれるのです。
例えば、冬用のスタッドレスタイヤとホイールに別途センサー(別売り)を装着。ひとつのモニターで2セット分(8本)のタイヤ空気圧を管理するという使い方も可能なのです。もちろん、この時もOTOが自動認識。面倒な設定作業とはおさらばしましょう。
つまり、キャンピングカーまでをカバーするミドルレンジ対応に、煩わしい設定を不要にするセンサーポジションを同時に備えた世界初の空気圧監視システム。いま、TPMSに求められる性能と機能をすべて持ち合わせているのが『TPMS MR』なのです。
万が一の危険におよぶ前にリスクを少しでも減らすことができる。「軽自動車からキャンピングカーまで、誰でも簡単に」、そんな”縁の下の力持ち”に『TPMS MR』が役立つことでしょう。
ウェッズギア TPMS MR(TPMS MIDDLE RANGE)
◎価格(税抜き):¥39,800
◎セット内容:モニター(受信機)、センサー送信機、電源コード/プラグ、給電アダプタ、バルブキャップ、取り付けキット