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車内がWi-Fiスポットに!新型カロッツェリア・サイバーナビが最高画質HDモニターを採用

投稿日:

TEXT: 会田 肇  PHOTO: 小林 健

通信制限を気にせずエンタメが楽しめる

 デビュー以来“カーナビ界のベンチマーク”としてその存在を誇ってきたパイオニア カロッツェリア「サイバーナビ」が10月2日、待望のフルモデルチェンジを遂げた。新たなモデルがキーワードとしたのは『オンデマンドカーナビ』。クルマをオンライン化することで、ナビ機能だけでなく、映像や動画などを存分に楽しめる。まさに車内を最高のエンタテイメント空間に変貌させる新時代のオンデマンドカーナビ「新サイバーナビ」がここに誕生したのだ。

 新サイバーナビのラインナップは全8モデル。その中心的な役割を果たすのがカロッツェリア独自の「ネットワークスティック」である。これはNTTドコモが提供する「docomo in Car Connect」に対応したLTE通信ユニットで、市販カーナビとしては初の活用となる。このスティックを介することで最新の動画や音楽をはじめ、ドライブに必要な情報を取り込めるようになるのだ。また、車内がWi-Fiスポットとなり、手持ちのスマホやタブレットを利用することも可能となる。

 docomo in Car Connect対応機種は9V型HDディスプレイを備えた最上位の「AVIC-CQ910-DC」を筆頭に、8V型HDディスプレイの「AVIC-CL910-DC」、7V型HDディスプレイを採用してボディを200mmワイドとした「AVIC-CW910-DC」、同じ7V型でボディを180mmとした「AVIC-CZ910-DC」の4機種。

 さらにこの通信サービスをオプションとした9V型の「AVIC-CQ910」、8V型の「AVIC-CL910」、7V型で200mmワイドモデルの「AVIC-CW910」、7V型で180mmモデルの「AVIC-CZ910」の4機種がラインナップされる。価格は8機種ともすべてオープン。

 

 その利用料金は、通信制限のない使い放題で年間1万2000円と安い。さらに新型サイバーナビ購入者に限って最初の1年間を無料としているのだ。ドライブ中に、見たい、聞きたい、知りたい、といったドライバーの要望に対し、新サイバーナビはネットワークを介してリアルタイムで応えてくれるのだ。

自宅のレコーダーの映像を車内でリモート再生!

 docomo in Car Connectを備えたことで見逃せないのは、可能となった多彩なサービスだ。たとえば、無料動画サービスで圧倒的人気の『YouTube』。本機では、これの直接再生機能「ストリーミングビデオ」を市販カーナビとして初搭載。通信制限を気にすることなくYouTubeの映像を楽しむことができる。さらに自宅のレコーダーのリモート再生機能にも対応したのも大きなポイントだ。

 自宅のレコーダーにはネットワークを介してアクセスして、録り溜めしたドラマや映画といったコンテンツをサイバーナビで楽しむことできる。また地デジの電波が届かない場所を訪れている時、自宅レコーダーで受信した番組をいつでも視聴できるところも見逃せない。たとえば沖縄にいても東京地区の放送を楽しむことが可能となるわけだ。

 もし、自宅のレコーダーがBS/CS放送の視聴が可能なら、もちろんサイバーナビで再生することができる。まさにエリアフリーのタイムシフト再生を車内で実現するのが新型サイバーの魅力のひとつだ。

 そして新型サイバーナビは、全機種で高精細なHDパネルを採用し、カーナビとして圧倒的な高画質を発揮。ハイレゾ並みの高音質で映像や音楽を楽しむことができる。

 このように全機種でモニターをHD化したことに伴い、使用する地図データもそれに合わせてデザインを一新している。地図上の地名や街区の表示が今までになくスムージー化され、見た目にも精細感が大幅アップ。特に市街地図を表示するモードではその違いをはっきりと体感できる。

 もちろん地図データのバージョンアップは最大3年分(最大年6回:2019年10月~2022年10月末まで)が無料。追加料金なしで3年にわたって最新の地図データが使えるメリットは大きい。また、2021年4月30日までに「MapFanスマートメンバーズ」に登録すれば無料バージョンアップ期間がさらに1年分延長できるというメリットも追加される。

 本体のデザインも従来のカーナビとは一線を画する斬新に生まれ変わった。正面は凹凸が一切ない完全なフラット化を実現。スイッチ類はディスプレイと一体化したフラットキーで、先進性を感じさせる静電型を採用する。触れるたびに未来的な感覚を与えてくれる。ディスプレイとの一体感も生み出し、グリル部はダークメタル調の蒸着塗装を施すなど、そのスタイリッシュなデザインは思わず目を奪われる美しさだ。

 その他、必要に応じてドライブに役立つ情報やAV情報を引き出して表示できる「インフォガジェット」も新採用。透過表現を用いたことで地図情報を完全にスポイルしないのもありがたい。

 常にカーナビ界の頂点を目指し、ライバルからもその目標とされ続けて来たサイバーナビ。今回のフルチェンジでは時代に合わせた斬新あふれる内容へと大きく進化した。「車室内をもっと楽しく快適にする」サイバーナビは真のオンライン化によって新たなスタイルを導き出したと言っていいだろう。

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