10月6日大阪市舞洲で開催されたカスタマイズカーの祭典「カスタマイズ・カーニバル2019」。ドレスアップしたワゴン、ミニバンのオーナーカーの参加が多いなか、2シーター軽スポーツが3台。車種的に目立っているだけなく、そのドレスアップがまたインスタ映えする出来だった。
ホンダS660
ブラックとキャンディレッドをアグレッシブルに使い分けたカラーリング、メーカーが異なるエアロパーツを上手に組み合わせ迫力のフォルムを実現したS660。ホンダNSXをイメージしたデザインを採用するフロントバンパーは、開口部やバンパーエンドを塗り分け。ところがホイールアーチやサイドストライプ、フロントウインドウまわりはカッティングシートを使用しているそうだ。
高さが異なる2種類のリヤウイングを組み合わせ、ルーフイング、エンジン冷却用のエアダクトと、かなりスポーティないで立ちになっている。
足元はスポーティホイールの代名詞であるレイズ・ボルクレーシングTE37。しかもオーダーカラーで、ボディカラーとの組み合わせもばっちりだ。
ちなみにホイールアーチなど塗装代が高くなりそうな部分にカッティングシートを使うことでコストを抑えることができるとのことだ。
ダイハツ・コペン
ダイハツ・コペン セロをベースにアルファロメオ・ジュリエッタ風にドレスアップ。セロの特徴的なヘッドライトとラジエータグリルの組み合わせが、ナチュラルにアルファロメオ風に変身させている。さらにアルファロメオのエンブレムも装着。
さらに目を惹くのがホイールだ。おそらく30年くらい前に流行したロナール製テディベアー。
ダイハツ・コペン
コペンのアグレッシブルなフォルムを採用する「XPLAY」にフロントリップとリヤスポイラーを装着しているだけなのだが、カスタマイズ感が溢れる一台。じつは、XPLAYは純正状態でホイールアーチやサイドステップ、トランクリッドが塗り分けされているのだ。
このようにベース車選び次第で、コストは大きく掛けずに印象を変えることに成功した好例といえるだろう。