ピックアップのキャンピングカー
ピックアップトラックがベースのキャンピングカーも、本場アメリカには多いのですが、日本ではあまり見かけません。しかも、ベースが国産車というのはかなりレアです。
発見したのは、6代目トヨタ・ハイラックス。2001年にマイナーチェンジされる前の4輪駆動タイプで、2枚ドアのシングルキャブ仕様です。
荷台部分にキャビンを架装したキャブコンと呼ばれるタイプで、室内の出入りは後部ドアからできるようになっています。こんなクルマなら、国産車でもアウトドアな雰囲気満点ですね。
60〜70年代の米製ステーションワゴン
最後は、再び古いアメ車を紹介。シボレー・ベルエアーとジープ・グランドワゴニアを発見しました。
1950年代から1980年代にかけて、シボレーの高級車として販売されたのがベルエアーです。セダンタイプの他に、このようなステーションワゴン仕様もありました。
写真のクルマは1962年式の3代目で、特徴的な丸目4灯ヘッドライトとパステルブルーのボディカラーなどが、まさにアメリカン! サビなどもなく、とってもきれいなボディなのに、「クルマは走ってナンボ」的にアウトドアへ惜しげもなく乗ってくるオーナーの心意気に乾杯です。
1963年から販売されたグランドワゴニアは、クライスラーのジープ・ブランドが誇ったSUVです。このクルマは1977年式で、ボディサイドに貼られたウッドパネルなどは、まさに当時のアメリカ車ならではの装備。こちらも、各部にサビなどはなく、クラシックカーのコンテストなどに出してもいいほどのコンディションに脱帽です。
以上、キャンプ場で見かけない珍しいクルマの数々、いかがでしたか? また、機会があれば取材して、ご紹介しますね。