すべての窓をふさいでおこう
「よく『ウチのクルマはスモークガラスだから、外からは見られないよ』という方がいらっしゃいますが、それは車内より車外が明るい場合のみ。夜になると、車内が少しでも明るければ中は丸見えです。そんな環境では、外が気になってよく寝られません。なるべくすべての窓をふさぐようにしたいですね」。
サンシェードや車内カーテン、なければバスタオルを貼り付けるなどして目隠しをすれば、安眠できるようになると言います。また駐車した場所に街灯があっても、光を気にせず寝られます。
普段からアウトドアレジャー体験を
何事も初めて体験することは戸惑ってしまうものです。ましてや災害ともなると、慌ててしまって、何をしていいのかもわからなくなってしまうでしょう。
「日ごろからキャンプや車中泊などのアウトドアレジャーを体験しておくと、万一のときにも慌てずに対処できます。日常からアウトドアレジャーを楽しんでいれば、キャンプ用品や車中泊グッズもそろえているわけですから、より快適に過ごすことができますよ」。
例えば、バスタオルなどを駆使してシートをフラットにするより、車中泊用マットを持っていれば睡眠環境は劇的に向上可能。懐中電灯よりもLEDランタンのほうが車内を広く照らせます。
「キャンプ用品や車中泊グッズは、優れた防災グッズになります。家庭で使えるモノもありますので、楽しみながら少しずつそろえておくことをおすすめします」。