セリカのすべてがワタシにちょうどいい
ともサンにとって愛車のトヨタ・セリカ1600GT(TA22)は、数えて5台目の愛車。これまで、ダイハツ・フェローMAXのバンに始まり、トヨタ・セリカLB、マツダ・ファミリアロータリークーペ、そしてトヨタ・パブリカと旧車ばかりを相棒にしてきた。
セリカとの出会いは2年前。「空冷式エンジンが大変で、思うように乗れなかった」と、パブリカから乗り換えたという。通勤に使えば、スーパーへの買い物にも乗って行く。旧車ということを特別視せず、普通に使いたい彼女に、ボディやエンジンが丈夫なセリカはベストといえる選択だった。
ドライブが大好きで、仕事がオフの日はワインディングに一人でふらっと出かけるほどのフリーク。旧いクルマの操り方だけでなく、ドライビングテクニックも男勝り。自らハンドルを握り、ご主人やお子さんとレジャーにも出かけるのだ。
「すべてがワタシにちょうどいいんです。サイズ感も、パワーも、丈夫なところも、走らせて楽しいところも、そしてほどよく個性的なルックスも」。
以前所有したことのあるセリカLBは、同じセリカでもここまでの相性の良さは感じることができず、ご主人が運転することの方が多かった。でも、現相棒は彼女が走らせる。可憐な水中花のシフトグリップが、その証だ。