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キャンプ&アウトドアが似合う輸入車は? 見た目オシャレで積載量が魅力な5台

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 青山尚輝/Auto Messe Web編集部

4人乗車で長距離ドライブが楽しくなるクルマ

 アウトドアに向くクルマとして輸入車を考えた場合、その要件としてまず挙げられるのが、キャンプ用品など大きな荷物を積み込むラゲッジの積載容量だろう。そして家族、仲間4人で向かうとして、長距離ドライブでも乗員全員が楽しく、快適に過ごせる、後席居住スペースにも余裕あるクルマがいい。

 さらに言えば、道路が整備された道のアクセスで、管理の行き届いたオートキャンプ場に向かうならともかく、道なき道を行くような、ワイルドなアウトドアシーンとなれば、悪路にも強い、最低地上高に余裕がある4WDが望ましい。また、周りからうらやましがられるような、スタイリッシュにアウトドアライフを楽しみ、演出するのであれば、クルマのスタイリッシュさ、オシャレ度も重要だ。

ジープ・ラングラー

 そこでまず、オススメしたいのが、いまが旬のSUVと言えるジープ・ラングラーだ。ジープは世界でもっとも長い歴史を持つオフロード車であり、最新のラングラーは、タフさとオシャレっぽさを併せ持つ、世界中、いや、日本でも人気急上昇中の1台。

 昨年末にモデルチェンジした新型は全長、ホイールベースの延長で後席の居住スペースを拡大。ラゲッジスペースは奥行き910mm、幅1050mm、高さ930mmと、特に高さ方向に、ライバルにない余裕を持たせているのが特徴だ。

 また、2019年のインターペットにシープが初出展していたのだが、そこで披露されたアウトドア&ペット向けの純正アクセサリーが想定外にカッコ良く、充実していた。

 愛犬とのアウトドアの楽しみも広げてくれるはずである。シックなカラーが人気だが、あえて明るくてポップなボディカラーを選びたい。おしゃれな個性を発揮してくれるはずだ。アウトドア派に今、大注目されているのがシープラングラーなのである。

ボルボV60クロスカントリー

 SUVの普段使いにおいて気になるのが全高。つまり、立体駐車場の入庫容易性である。ほとんどのSUVは立体駐車場に入れないものの、ボルボV60クロスカントリーのような、エステート=ステーションワゴンをベースにした、全高1505mmでありながら、オフロードにも対応した最低地上高と4WDを備えたクルマならば日常からアウトドアまで、オールマイティに使いこなすことができる。

 ラゲッジスペースは奥行き1010mm、幅1020mm、高さ660mmと、高さ方向以外はたっぷりとした、V60同様のラゲッジ容量の持ち主。世界最高峰の先進運転支援機能の充実度も、アウトドアドライブの安心感と快適度を高めてくれる。

 前席シートマッサージ機能やシートベンチレーション機能は、長距離ドライブのドライバーのストレスを最小限に抑えてくれる威力もある。また、後席にしても、居住空間の広さはもちろん、センターコンソール後端と左右Bピラーにエアコン吹き出し口があり、真夏の移動も快適そのもの。ペット先進国であるスウェーデンの自動車メーカーだけあり、ペット関連のアクセサリーも充実している。2019年末以降に、新たな高級ドッグアクセサリーも登場する予定だ。

ボルボXC60 T8 Twin Engine AWD Inscription PHEV

 アウトドアということは、空気のきれいな場所に向かうことになる。ボクも那須などの宿泊施設やオートキャンプ場をよく訪れるのだが、PHEVなら、高速道路でバッテリーをチャージモードなどで貯めておいて、現地ではできるだけモーター走行するように心がけている。

 そうすることで、自然の中を、排気ガスを排出せずに走れ、きれいで澄んだ空気を汚さずに済む。そのPHEVでアウトドアに向く輸入車の1台がボルボXC60のPHEVモデルだ。値段はシリーズ中、もっとも高価になるものの、走行性能、走破性、快適性、安全性能、先進運転支援機能ともに、世界のSUVとして最高峰に位置づけられる。

 気になるラゲッジスペースは奥行き960mm、幅1100mm、高さ745mmと大容量。ラゲッジスペースを前後に仕切れるグロッサリーホルダーもアウトドアの荷物を積み込むのに使いやすい。もちろん、ガソリンエンジンのXC60でも、アウトドアにぴったりのオシャレな1台となる。

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