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激レアなスーパーカーから&旧車まで!パンテーラなど新作ミニカー7選

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: 京商/インターアライド/青島文化教材社

好きな人には堪らない新商品アイテム

 手にとってじっくり眺められるミニカー。ここ数年で各社から発売される車種も豊富になり、充実したラインナップとなっている。そこで今回は3ヶ月以内に発売される予定のホビーアイテムを3メーカーからリリースされたので紹介しよう。

実車は6台しか存在しないレアモデル

 スーパーカー世代にとってランボルギーニ・カウンタック、フェラーリBBといった名車に続く、人気があった「デトマソパンテーラ」。ボディはイタリアのギアが手掛け、エンジンはアメリカのフォードV8エンジンを搭載する、伊米の合作車だった。

 京商では、レースモデルの「パンテーラGr.4」を、そのままロードカー仕様に仕立てた“GT4”を1/18スケールで再現。実車はわずか6台のみ販売されただけで、実車は市場には滅多に出てこない激レアモデルだ。

 マットブラックとブルーに塗り分けられた派手なカラーリング、ムチムチ感のあるワイドタイヤなど迫力満点の仕上がりとなっているパンテーラGT4。細かく見ていくと、フロントバンパー下にあるレバーを引くことで、リトラクタブルヘッドライトが開閉し、当時少年だった大人達にワクワク感を演出する。

 また、フロントトランク、エンジンルーム、さらには左右のドアも開閉式。フロントのバッテリーやファン、エンジンの再現力も注目して欲しい。さすが、芸の細かい京商、サイドウインドウも前後にスライドするというのだからファンには堪らない。価格は1万9000円(税別)。

 

 もう1台は1975年6月15日に開催されたルマン24時間に出場した「パンテーラGT4LM #43」で、レース結果は16位に終わっている。こちらも1/18スケールだ。

 ロードバージョンとの違いは、カラーリングはもちろんだが、フロントバンパーの形状やレーシングエンジンを搭載、リアバンパーのマフラーの形状なども変更済み。

 一見、ただの色違いに見えるかもしれないが、細かい部分まで配慮された作り込みだけに2台揃えておきたいところ。こちらも上記のロードバージョン同様に開閉機構付き。なお、開閉には割り箸に付属されている、爪楊枝か長い指の爪が必要になるため神経質な方は、開封後もそのまま楽しんだ方が良いかもしれない。価格は2万円(税別)、発売は10月29日を予定している。

 

人気の国産ミニバンをモデル化

 インターアライドのオリジナルブランド、ハイストーリーシリーズにも新商品が追加された。まずは、2019年3月にビックマイナーチェンジが行われた三菱・デリカD:5。レジン製(合成樹脂)であることから、1/43スケールと小さいながらも細部まで再現されている。ボディカラーは3色用意だ。

 また、同ブランドからワークスチューンが施されたヴォクシーGR SPORTも3色で登場。前後のワイパーやエンブレム周りの作り込み、インテリアやルームミラーはもちろん、シート形状なども抜かりなく再現されている。どちらも9800円(税抜き)となり、発売は12月を予定する。

 最後に紹介するのは、日本国内での発売は13年ぶりとなるトヨタ・ハイラックスが1/24スケールで登場。最上級モデルであるZグレードを再現している。こちらも3色で展開される予定で、3台のミニカーは少量生産ハンドメイドディスプレイモデルとなる。価格は1万4800円(税抜き)。発売は12月を予定している。

 

70年代の旧車スポーツファン必見

 プラモデルと言えば「青島文化教材社」というファンも多いだろう。2020年1月に発売されるザ☆モデルカーシリーズにS30フェアレディZがリニューアルされて登場。排ガス規制前の1975年モデルをベースにフルワークスオーバーフェンダーや前後のスポイラーといったカスタムパーツを装着している「エアロカスタム」仕様で、当時の現車を知る年代には懐かしい、ピレリP7に8スポークアルミホイールを装着する。

 また、高性能モデルだった240ZG仕様にできる、240ZG仕様のデカールも付属。カラーリングによっては懐かしの街道レーサー仕様を再現することも可能だ。価格は2400円(税別)で、発売は2020年1月だ。

 もう1台、1977年式セリカLBもリニューアル。これまでクーペボディだったセリカにテールゲート付きのリフトバック(LB)が追加され、ヤンチャな若者から憧れ存在となった1台。当時人気だった、トヨタGTホイール(鉄ホイール)はもちろんのこと、アオシマのプラモデルでは社外製アルミホイールも用意する。

 さらに左右のドアの下に貼られていた白い純正ストライプ(デカール)も収録されているため、仕上がり時の完成度グッと高まる。ほかにも純正のフロントグリルとテールパネルはカスタム仕様のパーツに変更することも可能だ。もちろん、タイヤはピレリP7タイヤが同封されている。

 室内はバケットシート、トリオカーステレオなど当時の走り屋に必須だったアテイムも収録されているのも見逃せない。発売は2020年1月で価格は2400円(税別)。自分好みの1台を仕上げてみてはいかがだろうか。

※ 画像は試作品。実際の商品とは多少異なる場合がございます。

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