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車検不合格の可能性も! ヘッドライトの黄ばみや曇りを解決する4つの方法

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: Auto Messe Web

ヘッドライトの曇り・黄ばみ消しシート

 ヘッドライトカバーの黄ばみ・曇りの原因は、前述したように経年劣化なのだが、結果的にはキズが入り光りを乱反射させることでクリア感が薄れる。そのようなキズを貼るだけで消せる透明なシートがある。仕組みは、シートに付いている特殊な粘着剤がキズと馴染むことで光りの乱反射を抑制。いざとなれば、DIYでも施工可能だ。 

 施工は、ヘッドライトの汚れをシッカリと落とし、中性洗剤を希釈した液体を霧吹きでシートに吹き付けて、ウインドウフィルムを貼る要領で、位置を合わせていく。位置が決まったらヘラで内部の水分を抜くだけ。

 車種別にカットされているタイプの価格は5000円台から2万円弱。フリーサイズも用意されているが、大まかなカタチにカットして、貼付した後にさらに余った部分をカットする必要がある。透明のラッピングシート(プロテクションフィルム)でも代用可能だ。

ヘッドライトカバー交換

 黄ばみや曇りが酷く(深く)、磨いてもクリア感が出ないこともある。また、ヘッドライトカバーの内側に曇りがあるときは、分解して磨くしかないだろう。このようなケースでは、ヘッドライトユニット交換も検討する必要がある。ところが、年式が古いクルマは、純正パーツの価格が高騰または製造廃止となっていることが多い。

 新品ではヘッドライト本体ごと交換となり、価格も高価になりがち。そんななか、カバーだけ販売する社外品もある。車種も価格もさまざまだが1万円台からあり、主に国産スポーツカー用に設定されている。

 別途工賃が必要となるが、適用品があるならショップでの磨きメニューと比較検討できるはずだ。ちなみにR34型スカイラインGT-Rのヘッドライトユニットが片側約20万円。社外品のカバーは3万円台(1台分)。工賃を含めてもリーズナブルなのは間違いないだろう。

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