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変わりゆく高速道路、パーキングエリアとサービスエリアの進化版「ハイウェイオアシス」って?

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TEXT: 永田恵一  PHOTO: Auto Messe Web編集部

形態が変わって便利になった高速道路施設

 かつて高速道路のサービスエリアとパーキングエリア(以下SA、PA)はトイレ休憩や仮眠、やむを得ない給油など、事務的に利用するというイメージが強かった。しかし、ここ10年ほどは有名コーヒーショップが入ったり、宿泊施設があるなど、その充実ぶりは目覚ましい。

 ここでちょっと気になるのが「SAとPAのちがい」。以前は「50km程度の間隔で設置され、大規模でレストランやガソリンスタンドなどの施設が充実しているのがSA。SAよりも短い間隔で設置され、施設も簡易なものとなるのがPA」と言われた。

 しかし現在はガソリンスタンドのあるSAよりも施設が充実しているPAも珍しくない。全国的に見ればSAの方が充実しているという傾向はあるにせよ、新しくできた施設だとその違いはかなり曖昧になっている。

 また最近のSA&PAは意外な利用の仕方もできるようになっており、具体的には以下のようなものが挙げられる。

 

高速道路から高速道路外の施設へ、一般道路からSA&PAの利用へ

 前者は「ハイウェイオアシス」と呼ばれ高速道路外の公園や道の駅などを、後者は一般道にある駐車場にクルマを停めて、SA&PAの施設を利用するというものだ。

 この場合、本来の料金所(インターチェンジ)を使わず、SA&PAから高速道路への出入りができるというもの。ETC付きの車両であるのが前提で、大型車は利用できないことや時間の制限がある場合もあるが、目的地によっては距離が短くなり、移動時間が短縮できるのは非常に有難い。

 ただし、スマートインターチェンジを使う際にはSA&PAの施設が利用できないところもあるので注意が必要だ。

 このほか平時や一般の人が利用するものではないが、ヘリポートや井戸水、物資を備蓄した倉庫があり、災害時の防災拠点としての使用を想定したSAもある。このように、SA&PAは高速道路を使わない人も利用できる施設になりつつあり、今後もより利便性を高めていくに違いない。

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