マツダは2014年に続く5回目の受賞
マツダの新型SUVである「マツダ CX-30」が、ドイツで最も権威のある自動車賞のひとつである「ゴールデンステアリングホイール賞」をコンパクトSUV部門で受賞した。
ゴールデンステアリングホイール賞は、ドイツの「Bild am Sonntag(ビルド日曜版)」、および自動車専門誌「Auto Bild(オートビルド)」が主催する、43年の歴史を持つ自動車賞。読者投票や、自動車ジャーナリストなどから構成される審査員の評価に基づき、その年の最も優れた新型車が部門ごとに選出されるというものだ。
今年は58のクルマが7クラスに選出されたが、CX-30は最もノミネート車が多いコンパクトSUV部門で受賞。また、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの良さを併せ持つ「SKYACTIV-X(スカイアクティブ-X)」と新型マツダ3もそれぞれの部門でトップ3に選出された(スカイアクティブ-Xはイノベーション部門、マツダ3はコンパクトカー部門)。
マツダの受賞は1985年、1989年「MAZDA323(日本名:ファミリア)」、1992年「MAZDA626(日本名:マツダ カペラ)」、そして2014年「MAZDA2」に続く5回目。11月12日にベルリンで行なわれた授賞式に参加したマツダの青山裕大 常務執行役員は、「このような素晴らしい賞を受賞することができ大変光栄です。デザイン、技術、そして人馬一体感に注力するマツダのクルマづくりを評価いただきました」とコメント。グローバルに成長を続けるSUV市場を見据え、新たにラインアップに追加されたCX-30の受賞を喜んだ。
アウディも2クラスで受賞
また、アウディは2クラスでゴールデンステアリングホイール賞を受賞。「アウディ A1 スポーツバック」はスモールカークラスで、電気自動車「アウディ e-tron(イートロン)」は大型SUVクラスで最も高い評価を獲得した。