特別仕様車「SILVER TOP」も設定
いまや世界的を代表するライトウエイト・オープン2シーターである「マツダ・ロードスター」が一部改良を行ない、質感を高める内外装色を採用。レイズ製16インチホイールやブレンボ製ブレーキシステムを新たにオプション設定した。他にもグレーのソフトトップを与えた特別仕様車「SILVER TOP」も加えられている。
ロードスターは1989年に初代モデルが登場(当時はユーノス・ロードスター)し、海外では「MX-5」、「MX-5ミアータ」と呼ばれ大ヒット。2019年は生誕30周年を迎え、累計販売台数は109万台を超えた。4代目となる現行モデルは2015年に登場し、幌のソフトトップで1.5リッター直4エンジンを搭載する「ロードスター」と、ルーフを13秒で開閉でき、2リッター直4エンジンを搭載する「ロードスターRF(リトラクタブルハードトップ)」を設定。駆動方式はどちらもFR(後輪駆動)だ。
一部改良による変更点はボディカラー。2019年5月に登場したマツダ3(旧車名:アクセラ)から採用された「ポリメタルグレーメタリック」をロードスターにも新採用。また、本革を上質に見せる穴開け加工を設定し、ステッチカラーは赤から明るいグレーに変更された。
また、ステンレス製のスカッフプレートを用意したり、内装も若干ではあるが質感を高める変更を実施。自動ブレーキシステムは夜間の歩行者検知機能が追加され、安全面も高められた。
ソフトトップのロードスターには「RAYS」と共同開発した鍛造16インチアルミホイールを新設定(約3kg軽量)。オプションで前輪にブレンボ製ブレーキも用意されている。
さらにハードトップ仕様のロードスターRFには、バーガンディ・レッドのナッパレザーインテリアを採用する新グレード「VS Burgundy Selection」を新たに設定。
なお、特別仕様車として「SILVER TOP」も用意された。これはその名の通りソフトトップがグレーとなり、見た目の印象はこれまでの黒とは大きく変わる。同時にボディ同色のドアミラーも採用された。