プロに依頼しなくても装着できる
いまやドライブレコーダーは、万一の事故の記録を残すだけでなく交通トラブルなどの録画も可能と、装着率は年々増加。ネットショップでもさまざまなタイプのドライブレコーダーが販売されている。ところが、カーショップに持ち込みで装着しようとすると、意外に工賃が高い。そこでDIYでのドライブレコーダー装着を可能とするアイテムをリリースする「愛工房」のアイテムを使って、素人でも美しく装着できるポイントを紹介しよう。
昨今は、あおり運転による事故や交通トラブルの報道がされるようになって、2カメラタイプや360度カメラとさまざまなタイプの人気が高まっている。今回用意したドライブレコーダーは、前後2カメラタイプで、電源はシガーソケットと特別な加工を必要としないモデルを用意。サンプル車両は、5ドアハッチバックのホンダ・フィットだ。
【フロントカメラ装着】真夏でも落下しない高性能両面テープ
ドライブレコーダーのフロントカメラを固定するための両面テープは粘着力が低く、夏場の炎天下で車内温度が高まると落下してしまうことがある。ちなみに台座からキレイに剥がれる両面テープは粘着力が弱いタイプで、いずれ落下する可能性が高いとのこと。強力な両面テープは、剥がそうとすると台座部に粘着面が残り、テープ自体が破壊(中間層がボロボロになる)するそうだ。
愛工房では、強力両面テープとプライマーK500(プラスチック用接着促進剤)とガラスクリーナーをセットにした「車載カメラ取付キット」を開発。このキットの最大の特徴は、強力な接着力。しかも、ガラスとの間に気泡が入らないので密着力はさらに高いのが特徴だ。
取り付けは、両面テープをドライブレコーダーの台座のサイズにカット。
フロントウインドウ上部20%以内で装着位置を決め、マスキングテープなどでマーキング。フィットの場合はウインドウの黒いドット部が平坦だったが、車種によっては凸凹で粘着力が確保できないケースもある。また、モニターを常時点灯にすると夜間は眩しく感じる。今回は運転席から見てルームミラー裏になるようにして対応した。
ここでポイントなのが、事前に付属のガラスクリーナーで汚れを除去したら、両面テープを先にガラス面に付けることだ。シッカリと押し付けることで気泡が入らない。
続いて台座のプラスチック部にプライマーK500(布に染み込ましている)で撫でるように付ける。
プライマーが乾いたところで、両面テープの剥離紙を剥がして装着する。万一失敗しても、大判なので残った両面テープで再トライできるからご安心を。
車載カメラ取付キット
700円(税・送料別)
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