【電源コードを設置する】配線をスッキリ収納「ドラレコ取り付けキット」
ドライブレコーダーの取り付けで、もっとも手間がかかるのがカメラからの電源コード(配線)をシガーソケットまでの取り回しだ。ショップなどでは配線を天井やピラーの内張りを外して隠してしまうのだが、DIYとしてはかなりハードルが高い作業。素人は、両面テープ付きの配線止め金具などで配線を固定するのが一般的だろうが、コードが垂れ下がるなど見た目が悪くなりがち。
そこでオススメなのが愛工房の「ドラレコ取り付けキット」という、ドライブレコーダーの配線を挟み込んで固定するMKコードレールと10本とガラス用プライマーをセット化したもの。
MKコードレールは、1本の長さが25cmで背面に柔軟性のあるコの字断面のレールで、5mmの両面テープが付いているので装着はカンタン。ハサミでカットできるから、配線の取り回しに合わせ長さを調整しやすい。
今回装着するドライブレコーダーは前後2カメラタイプ。フロントカメラには、電源用とリヤカメラ用の計2本の配線を接続することになる。まずは装着部をパーツクリーナーなどのクリーナーで油分を拭き取る。そしてフロントウインドウの上辺へ向かってカットしたMKコードレールをプライマーをガラス面に付けては、装着していく。
そのままフロントウインドウ上辺に沿ってMKコードレールを装着していく。サンプル車はアンテナのケーブルを避けながら適意カットをしたが、ここはケチらずに間を開けずにピッチリつないでいくのがキレイに仕上げるポイントだ。
今回はピラーに沿ってダッシュボードへという配線を廻すルートを選択。MKコードレールはガラス面に装着させた。しかし、幅が5mmと細いこともあり車内からも外からも見たときの違和感はない。
ちなみにフロントウインドウ上辺からサイドへは、ハサミでMKコードレースに切れ込みを入れることでカーブさせることができる。
ピラー上部からドアのゴムシール裏側に配線を押し込みダッシュボードの横へと、下方向に行くルートはリヤカメラの配線用とした。このように配線の装着ルートを分けるのは、最近のドライブレコーダーのケーブルは太めになっているからだ。つまり2本の配線を同じルートでワイヤリングすると、ゴムシールの裏側に収まりきらない可能性があるからだ。また、ケーブルの太さが強調されて見映えが悪いというのもある。
ちなみにフロントウインドウ上辺は、リヤカメラ用の配線を電源ケーブルとMKコードレールを使って並列。運転席からの視界にはほとんど入ってこないため、まったく気にならない。
電源ケーブルはダッシュボードを沿うようにグローブボックス下へと誘導。ここからセンタークラスターにあるシガーソケットまでの間もMKコードレールを使ってキッチリと固定した。
ダッシュボードなどのプラスチック部には意外と油分があるので、クリーナーで拭き取った後にプライマー(前述のプラスチック用K500がオススメ)を使って接着力を高めた方がいいだろう。
リヤカメラへの配線は、ドア開口部のプラスチックの裏側に押し込み、どうしても入らないところはMKコードレールで固定した。
何度も言うが、配線をしっかりと固定することがポイント。たるみなどを発生させないようにすることで、シートをスライドさせたときにケーブルを引っかけるなどのトラブルを予防できる。このようにして、リヤカメラ用の配線はラゲッジまで到達することができた。
ドラレコ取り付けキット
950円(税・送料込み)
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