鈴鹿で1年のS-FJレースを締めくくる!
モータースポーツシーズンも終盤となった12月7日(土)~8日(日)、三重県・鈴鹿サーキットで「鈴鹿クラブマンレース最終戦」が開催された。このレースは、日本各地で活躍したSUPER FJ(以下S-FJ)レーサーが、日本一決定戦ともいえる最後の戦いとして鈴鹿サーキットに集結したレースでもある。
決勝レース(10周)は47台でスタートしたものの、クラッシュが続出し、セーフティカーが出され、そのまま赤旗でレースはいったん中断。3番手スタートからポジションを上げトップで走行していた岡本選手だったが、マシントラブルが発生し、コース上に車両を止めてしまう。セーフティカー先導で午後2時2分にレースは再開。岡本選手に代わってトップに立ったのは岩佐選手。
5周目に2番手に浮上した、鈴鹿シリーズのチャンピオンである澤 龍之介選手(No.56 TPS・KK-SII・制動屋/KK-SII)との激しいトップ争いとなったものの、チェッカーフラッグを真っ先に受けたのは、岩佐選手。この日本一決定戦を制することとなった。
3位には6番手スタートであった入山 翔選手(No.22 Giddyup KKS2 yamasyo/KK-SII)が入り、鈴鹿シリーズの2位、チャンピオン、3位の3選手が表彰台を独占することとなった。また、レース序盤はその岩佐選手についていた元嶋選手と伊藤選手が追いかける展開だったが、5周目に伊藤選手はコースアウトを喫して戦線離脱。元嶋選手は順位を落としつつも4位フィニッシュした。