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BMWのプレミアムSUV「X5」 ハイパワーV8とプラグインHVの2モデルを追加

ディーゼルとあわせて全3タイプを設定

 2019年2月に第4世代となる新型が登場したBMW X5。プレミアムSUVとしては老舗ともいえるX5に、プラグインハイブリッドモデル「X5 xDrive45e」と、V8エンジンを搭載する高性能モデル「X5 M50i」が追加設定された。

 現行X5は、すでに265psを発生する3リッターのディーゼルターボを搭載する「X5 xDrive35d」が日本市場に導入。世界的にはミッドサイズに属するが、全長約5m、全幅も2m超えと日本ではかなり大型だ。先進の安全運転支援装備を満載し、さらに高速道路の渋滞時に手放し運転を可能にするハンズ・オフ機能を国内初採用したクルマでもある。

 今回新たに日本に導入された2モデルを紹介したい。
「X5 xDrive 45e」は、286psの3リッターガソリン直列6気筒ターボエンジンに加え、総電力量24kWhのバッテリーと113psのモーターを搭載。外部充電機能も装備した。

 システムの合計最高出力は394psと高性能。フル充電状態からのモーター走行のみの航続距離はWLTCモードで79.2km。普段はガソリンを使わずEV走行のみ、ロングドライブのときだけハイブリッド走行のような使い方ができる。

 ドライビングモードは「スポーツ」「ハイブリッド」「エレクトリック」「アダプティブ」の4種類。駆動方式は4WDのみとなっており、EVモードでも最高速度140km/hを達成する。通常モデルに加え、強化ブレーキやエアロパーツを装着する「Mスポーツ」も設定された。このX5 xDrive45eが1028万円、X5 xDrive45e M Sportは1118万円となっている。 一方の「X5 M50i」は、4.4リッターV8ツインターボエンジンを搭載。530ps/76.5kg-mという大パワー&トルクで、0→100km/h加速は4.3秒とスポーツカー並みのハイパフォーマンスを誇る。

 定評ある4WDを採用し、高性能ディファレンシャルやエアサスペンションによって、高速道路から悪路まで安定した走行が可能。ほかのMモデルと同様に、BMWの象徴といえるキドニーグリルやエアインテークにはグレーを採用して差別化を図る。M50iの価格は1354万円。

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