ダッジ・バイパーなら400万円台後半から
同じくアメリカ車では初代ダッジ・バイパーも圏内。2001年に登場したバイパーは、406psの8リッターV10をフロントに搭載。当時、同じクライスラー・グループの傘下にあったランボルギーニもその開発に協力したとされるスーパースポーツだ。
オープンのRT/10とクーペのGTSがあるが、おすすめは出力が456馬力までアップされた”GTS”。予算は400万円台後半から狙える。
ここまで輸入車が並んだが、日本車からもピックアップすると、日産GT-Rの初期モデルや初代ホンダNSXのATならば300万円台から狙える。当時の日産とホンダの持てる技術を集めた1台がかなり現実的な価格になっているのは夢がある。
1000万円クラスならばテスタロッサが買い時?
さて、もしも予算を1000万円まで用意することができるなら、スーパーカーの代表的モデルも射程圏内に入ってくる。まずはスーパーカーの王様フェラーリから。V8モデルなら308から430までの歴代モデルが予算内だ。
旧車としての価値も認められている308や328、高年式で乗れそうな360や430など、好みに応じて選べるのもうれしい。一方、V12モデルなら456、550、575、612、599あたりも圏内だが、目玉はやっぱり「テスタロッサ」だろう。
テスタロッサはV12エンジンをミッドシップ搭載するという、まさにスーパーカーの典型のようなパッケージ。すでにフェラーリ自身が由緒正しいヒストリックカーであることを承認する「フェラーリ・クラシケ」という制度の対象にもなっており、相場は値上がり傾向に。手に入れるなら少しでも早いほうがいいだろう。
ランボルギーニならガヤルドがオススメ
スーパーカーブームの頃、フェラーリと人気を二分したランボルギーニも、1000万円という予算があれば5リッターV10で500馬力の初期型ガヤルドを狙える。おなじみのドアは上にスライドしないが、歴代ランボルギーニでもっとも多くの台数が販売された実績が証明するように、ランボルギーニらしさと信頼性の高さは折り紙付きだ。
その他にも、メルセデスAMG GTやBMW i8、アルピーヌA110などの現行モデルが狙えるのも1000万円クラスの特徴。少年の頃の夢、今こそ叶えてみてはいかがだろう。