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年末年始の帰省でオトクなタイミングは? 高速道路のETC「休日割引」と「深夜割引」を賢く利用する方法

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: NEXCO東日本、NEXCO西日本、Auto Messe Web

大晦日は休日扱いではない

 ETC利用者にとって、高速道路を通行する時間帯や日にちによって料金割引があるのはご存じのとおり。年末年始に帰省する際、高速道路を利用するならちょっとスケジュールを調整するだけで料金が30%も異なってくる。とくに2019年は、12月30〜31日は休日ではなく、平日扱いとなるので注意が必要だ。

 NEXCO3社(東日本・中日本・西日本)が管理する高速道路と一部の有料道路の料金には、ETC車載器を搭載したクルマを対象に「休日割引」と「深夜割引」がある。いずれも通行料金は30%引きとなり、対象となる時間帯や曜日に高速道路上を走行していれば適用。もし、割引対象となる時間(曜日)前に入っても、もしくは時間(曜日)後に出ても、対象となる時間(曜日)にさえ高速道路上にいれば割引の対象となる。

 

微妙に内容が異なる休日割引と深夜割引

「休日割引」は、ETC車載器を搭載したクルマで、土曜、日曜、祝日に高速道路を利用するとの料金が30%割引となる制度。ただし、対象車種は普通車と軽自動車等(二輪車)のみ。また、東京近郊や大阪近郊など、一部の高速道路は対象路線外(区間)になっているので注意。その詳細は文末にまとめてあるのでご覧いただきたい。

 ちなみに、NEXCOが行なっている休日割引のように、本四国高速(神戸淡路鳴門自動車道・瀬戸中央自動車道・西瀬戸自動車道)についても割引率は異なるものの休日割引を設定している(中型車以上は休日の方が料金が高い)。

 

 次に「深夜割引」は、0時〜4時の間に高速道路上にいれば料金が30%割引になるもの。全車種が対象となり、曜日などに関係なく適用されるが、京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路・第二神明道路・関門トンネル、播但連絡道路、本四国高速は対象外。南阪奈道路は個別の割引が適用されている。

 話が前後してしまうが、後述する休日割引対象外路線でも、深夜割引は適用する路線は多い。同じように走行時間帯を0〜4時にずらせば料金を30%割引することが可能だ。なお、深夜割引と休日割引の両方が適用となる場合は、いずれかで有利な方(割引率が高い)で料金が決まる。つまり、東京・大阪近郊のインターチェンジを利用する人は、深夜割引時間帯での通行がオトクになるわけだ。

 今年の年末年始で「休日割引」となるのは、12月最後の週末である12月28〜29日。年明けは、正月三が日(1月1〜3日)は祝日で、1月4〜5日は土日となるため、この間に高速道路を走行すれば割引を受けることができる。

 ここで気をつけたいのは、12月30日(月)〜12月31日(火)。気分的には休日なのだが、暦上では平日扱いなので、この2日間に移動するときは”深夜割引”を利用すればいいだろう。最後に、下記に休日割引の対象外路線を記載しておく。くれぐれも割引のために寝不足状態で運転することはないように。万全の体調とともに安全運転で。

 

休日割引の対象外路線

【東京近郊】
東北道(川口JCT~加須)、常磐道(三郷~谷田部)、関越道(練馬~東松山)、東関東道(湾岸市川~成田)、新空港道、 東京外環道、東名高速(東京~厚木)、新東名高速(海老名南JCT~厚木南)、中央道(高井戸~八王子)、京葉道路、 第三京浜道路、横浜新道、 横浜横須賀道路、圏央道(茅ヶ崎JCT~久喜白岡JCT)、新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎JCT)。藤沢ICから茅ヶ崎JCT間と圏央道を連続走行する場合、休日割引の対象外。

【大阪近郊】
名神高速(大津~西宮)、新名神高速(城陽~八幡京田辺JCT、高槻JCT~川西)、中国道(中国吹田~西宮北)、 近畿道(吹田~松原)、阪和道(松原~岸和田和泉)、西名阪道(天理~松原)、京滋バイパス(瀬田東~久御山淀)、 第二京阪道路(鴨川東~門真JCT)、堺泉北道路、南阪奈道路、第二神明道路、第二阪奈道路

【その他】
沖縄道、関門トンネル、播但連絡道路、本四国連絡橋

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