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スズキ・ワゴンRがマイナーチェンジ! 新開発エンジン&CVT搭載で走行性能と燃費を向上

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TEXT: 片山政弘  PHOTO: スズキ

後退時の衝突被害軽減ブレーキを新採用

 軽ワゴンのスタンダードといえる「スズキ・ワゴンR」と「ワゴンRスティングレー」が、安全装備の充実化と新開発エンジンを搭載し、マイナーチェンジを行なった。価格は、ワゴンRが109万8900〜154万4400円。ワゴンRスティングレーは150万1500〜177万6500円。マイナーチェンジ後のモデルは、2020年1月20日から発売される。

 初代ワゴンRは1993年に登場。背の高いハイトスタイルで豊かな室内空間を備えたワゴンRは、空前のヒットとなり軽ワゴンというジャンルを確立。2017年に登場した現行モデルのラインアップは、ガソリン仕様とマイルドハイブリッド仕様が用意され、FF(前輪駆動)と4WDを設定。メッキとブラックパール塗装のフロントグリルを採用する個性的なワゴンRスティングレーは、全車マイルドハイブリッド仕様だが、ターボハイブリッドも用意している。

 今回のマイナーチェンジでは安全面を強化。前方への自動ブレーキやペダル踏み間違いに対応する誤発進抑制機能はすでに搭載されていたが、新たに「後方の自動ブレーキ&誤発進抑制機能」を追加した(FAの5速MTを除く)。さらに4段階のブザー音で後方の障害物への接近を知らせる「リヤパーキングセンサー」も新搭載。スズキのクルマではスペーシアなどと同様、最新の安全装備にアップグレードされたといえるだろう。

 さらに新開発エンジンの採用も注目で、従来のR06A型からR06D型へと進化。スティングレーのターボモデル以外は新エンジンが搭載され、組み合わせられるCVTも新開発された。

 最高出力と最大トルクは49ps/5.9kg-mと数値的には従来エンジンより若干劣るものの、実際の走りやすさや燃費効率を重視。

 実用燃費に近いとされるWLTCモードも公表され、FFのマイルドハイブリッドモデルが25.2km/Lと極めて優秀。驚くのはハイブリッドではない、通常のガソリンモデルの数値で、同じくFFのCVT仕様で24.4km/Lとハイブリッド仕様と比べても遜色ない。新開発エンジンとCVTの効率の良さが光る。今回のマイナーチェンジで、ハイブリッドではないワゴンRの存在感が大きく増したといえるだろう。

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