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FCAヘリテージHUBで出会った! カルロ・アバルトが所有した「2400クーペ・アレマーノ」に試乗

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TEXT: 嶋田智之(SHIMADA Tomoyuki)  PHOTO: FCA/嶋田智之

FCAヘリテージHUBのアバルト2台に乗った

 アバルト・ディズの取材や、695セッタンタ・アニヴェルサーリオに試乗したりするために伊ミラノに出向く数日前、僕はトリノのミラノフィオーリにある「ヘリテイジHUB」にお邪魔していた。FCAグループのイタリアンブランドの歴史車貯蔵庫というべき場所で、貴重なクルマが広大な敷地の中にクチがあんぐり開いちゃうほど数多く、整然と並べられている。

 アルファロメオについては、ミラノ郊外のアレーゼに“ムゼオ・アルファロメオ”、フィアットについては同じトリノ市内に“チェントロ・ストリコ・フィアット”と、それぞれ専門のミュージアムが存在。ランチアとアバルトが中心となっていて、現在は一般公開はしていないが、それに向けての準備を進めているという。(下写真はランチア・ラリー)

 ちなみにアバルトにまつわる車両としては、こんな貴重なモデルが並べられていた。熱心なファンならば、感激するだろう。(下写真はフィアット・アバルト124ラリー) 訪ねた目的は、貴重なクルマ達を見せていただくこと。そして、かつてはフィアット・チェントロ・スティーレに在籍、現行チンクエチェントや2代目ムルティプラなどを手掛けたデザイナーとして知られ、現在はFCAグループ・ヘリテイジ部門のトップとして采配を振るっているロベルト・ジョリートさんにインタビューさせていただくことだ。

 だが、ジョリートさんにお話をうかがった後もクルマを見回っていたら、現場担当の責任者が展示車両のフィアット・アバルト2400クーペ・アレマーノを指差して、「乗ってみるか?」と。まるで夢を見ているようで、どうしてこうなったと気持ちになったのだが(取材に同行したFCAジャパン広報の坂本さんが私の経歴を知っていて強力に推薦してくれたらしい)、もちろんお断りする理由なんてない。こうした年式のクルマにダメージを与えず走らせるスキルぐらいは持っているのだから。

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