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スズキ・スイフトが大型2輪車「カタナ」と異色コラボ【東京オートサロン2020速報】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

美しくも力強いスイフトスポーツが誕生

 スズキは1月10日(金)~12日(日)に幕張メッセで開催中の東京オートサロン2020に、大型2輪車“KATANA“の意匠を取り入れた、「スイフトスポーツカタナエディション」を参考出品。異色ともいえるコラボの中身に迫ってみたい。

 スズキの“KATANA”といえば1980年にプロトタイプが発表されて以来、高い運動性能と秀逸はデザインで世界的な人気を誇る大型2輪車。2019年にはファンの声に応えて新型がデビュー、大きな話題を呼んだ。そんな歴史に名を残す2輪の名車と、4輪の名車「スイフトスポーツ」がコラボレーションしたのだから見逃せない。

 まず、外観で目を引くのはオーバーフェンダーで、純正の雰囲気を残しつつワイド化されグラマラスなシルエットに変貌している。また、“KATANA”と同じくボディの随所には赤いカラーリングを取り入れ、スポーティさを強調するアクセントとした。

 そして、内装は美しいグラデーションのチタンをインパネに採用、コレは熱を帯びたマフラーをイメージしているとのこと。また、タイヤは路面状況を問わず高いグリップを発揮し、軽快な走りと安全性とストリートでの快適性を両立できるアドバン・ネオバをチョイスした。

 あくまでもコンセプトモデルという位置付けだが、高い完成度から市販を待ち望むファンはかなり多いと思われる。なお、ブースには2輪車の新型“KATANA”も展示されているので、両者をじっくり見比べるのもひとつの楽しみ方だ。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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