ストリートスポーツをクルマで表現
スズキは1月10日(金)~12日(日)に幕張メッセで開催中の東京オートサロン2020に、新型ハスラーをベースにストリートスポーツをイメージしたコンセプトカーを参考出品。遊び心たっぷりの1台をチェックしたい。
12月24日に発表されたばかりの新型ハスラーを、早くもスズキがカスタマイズ。そんなコンセプトカーに与えられた名称は「ハスラー・ストリートベース」で、BMXやスケボー、ダンスといった若者のカルチャーにフィーチャーした1台だ。
エクステリアの特徴はコンテナをイメージしたという、光沢を抑えた渋めのマットカラー。ホイールも骨太なデザインとボディと共通のカラーを採用し、そこへホワイトレターのタイヤを組み合わせてワイルドな印象を与える。
一方のインテリアは各部にインストールしたスピーカー、そしてカラフルなイルミネーションの数々によって、ライブ会場やクラブのような音楽と光の共演を楽しめるのがポイント。積載スペースに余裕があるため自分ひとりだけじゃなく、仲間を乗せて遊び道具を積んでも窮屈さを感じにくいのも嬉しい。
あくまでも参考出品でありこのまま市販される可能性は低いと思われるが、新型ハスラーの楽しみ方を自動車メーカーが提案してくれたのは、購入を検討しているユーザーにとって非常に喜ばしいこと。オフ系カスタムばかりでなく、このようなストリート系も面白いのではないだろうか。