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TRDがRAV4のリフトアップ提案! 総額100万をかけた「フィールドモンスター」とは【東京オートサロン】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

GRパーツで着飾ったハイラックスにも注目

 千葉県の幕張メッセにて1月12日(日)まで開催されている「東京オートサロン2020」。SUVファンの目を釘付けにしたトヨタのRAV4は、TRD製パーツを数多く装備し、山・川・海などアウトドアのフィールドをターゲットとした『フィールドモンスター』へと変身していた。今回は、同じくTRDブースに展示されたもう1台、ハイラックスとあわせて紹介しよう。

 洗練された都会的なスタイリングで、ストリートにも映える新型RAV4。しかし、”本来のステージはアウトドア!”と宣言するように登場したのが、トヨタ車のカスタマイズパーツでもおなじみ「TRD」の手によるRAV4『 フィールドモンスター』だ。ベース車となったグレードは「Adventure」。装着されたTRDアイテム群の総額100万円オーバーと、かなり気合の入った仕様となっていた。

 まず、目玉となるのは新商品の『リフトアップサスペンションセット』で、ロードクリアランスを確保しつつ悪路走破性を大きく向上する自慢の足回りパーツ。そんな足元には「BFグッドリッチ」のオールテレーンタイヤやオーバーフェンダーを組み合わせ、性能アップと同時にタフでワイルドな雰囲気にイメージチェンジした。

 また、エクステリアで注目したいのは各部のガーニッシュ。フロントロアとLEDを埋め込んだフロントバンパーはツヤ消しブラック、そしてバックドアロアはツヤ消しの金属調シルバーと部位ごとに細かく塗り分けているのが特徴。コンプリートカーとしての設定はなく、パーツ単体で販売しているのことだ。

 同じくトヨタの4WD系では「HILUX GR Concept」も人気だった。コチラはGRのスタートスイッチやサイドステップのデカール、フォグランプベゼルにデッキバーなど、ライトな仕様に仕上げられている。 展示車は左ハンドルの輸出仕様だが、日本でも同じパーツを装着して全国15拠点のGRガレージで販売するとのこと。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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