キャンプ仕様から本格派オフロード対応まで百花繚乱
2019年4月に国内販売が復活、好調な売れ行きをみせているトヨタのミドルサイズSUV「RAV4」のカスタマイズ車両が、東京オートサロン2020に数多く披露された。
近年SUVのイメージは、どちらかといえばシティユースを意識したスポーティなスタイルが多いなか、RAV4に関しては4WD車の設定があることもあり、アウトドアなイメージを強く、登場したカスタマイズカーやパーツの多くも、その路線をより強調したテイストを持つものが主流だった。
装着パーツやカスタマイズの主な傾向は、タイヤにブロックパターンのオフロードタイプを装着して車高を上げたり、フロントバンパーにガード類を装備するなどで、ワイルドさとダート走行性能を向上した仕上がりに。
また、ルーフキャリアを装着し積載性を考慮したり、リアラゲッジにエアマットにして車中泊に対応した仕様も多く展示された。
展示車両のベース車で多かったグレードは「アドベンチャー」。171psを発揮する2.0Lガソリンエンジンを搭載した4WD仕様で、ラインアップ中で最も安い設定価格(319万5500円)というお買い得仕様だ。この人気グレードをベース車に持ってくるあたりは、各パーツメーカーが一般ユーザー目線で製品開発を行なっている証と言えそうだ。アフターパーツ市場で今後、RAV4用パーツの数々がどんな売れ行きを見せるのか興味深い。
RAV4新作カスタマイズ画像ギャラリー
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