意外と見つかるコスパ良しな新車
ソニー損害保険は、今年の新成人に対してカーライフを意識調査。インターネットでリサーチし、1,000名の有効回答を集めました。
項目のひとつ「新成人の車購入予算」ですが、その平均額は184万円。4年連続で減少していましたが、今年は9万円の上昇に転じたそうです。とはいえ、クルマが欲しくても最近の新車価格は高く、軽自動車もしくは中古車ならばイケそうでうすが、いまや簡単に手の届く新車は数少ないのも事実。しかし、諦めるのは時期尚早。今回は、車両本体価格200万円という予算内で買える「若者にオススメのオシャレなクルマ」を紹介しましょう。
トヨタ・ヤリス
まずは、トヨタのコンパクトカー「ヤリス」。若い人にとって燃費の良さで選ぶのも外せないポイントだと思いますが、コストパフォーマンスに優れる「ハイブリッド1.5L/2WD(199.8万円)」は、1.5リーター+モーターのハイブリッドエンジン搭載で、WLTCモード36km/Lの低燃費を実現しているのです。タウンユースには持ってこいの1台で、なによりも登場したばっかりの新型なので注目度も高いハズ。
そして、ドシっとしたカタマリ感のあるフォルムは、これまでのヴィッツとは違って洗練されたもの。輸入コンパクトカーと並んでも決して引けを取らないし、若い男性が乗ってもオシャレにみえますよ。
スズキ・ジムニー
200万円の予算なら、軽自動車も選択肢に入ります。ただし、テーマは見た目がオシャレなモデル。2018年にモデルチェンジした新型のスズキ・ジムニーは、スクエアなデザインで人気で、軽自動車とは思えない存在感が魅力の1台です。オススメは、最上位グレードの「ジムニーXC(187.55万円/4AT)」。先進の安全装備も充実で、シートヒーターやクルーズコントロールシステム、スタビライザーなど快適に走行できる機能も満載なのです。
軽自動車とは思えない乗り心地やインテリアへのこだわりだけでなく、オプションでツートンカラーもOK。ブラックとのツートンにすればアーバンだけでなくアウトドアのシーンも似合いますよ。
ホンダ・N-VAN
面白いところではホンダのN-VANもいいでしょう。4ナンバーの軽バンと思う事なかれ、幅1230mm×高さ1300mmの開口部を持つテールゲートと合わせた”ダブルビッグ大開口”はスグレモノで、助手席スライドドアからの積み降ろしも効率的になり、荷室空間の使い勝手を大幅に向上させました。
運転席以外をフルフラットにできるため、沢山の荷物を積むキャンプなどのアウトドアシーンでも大活躍まちがいなし。バイクを積載したり、車中泊に使えたり、アクティブな若者にはオススメの1台と言えるでしょう。推奨グレードはハイルーフの「N-VAN+ STYLE FUNターボFF(169.95万円)」。オーナーに聞いたところ、CVTとのマッチングが軽バンとは思えないほど安定した走りができるそうです。
ルノー・トゥインゴ
自然な感じで女子が助手席に乗り込んでくれそうなのが、個性派スタイリングで人気を集める「ルノー・トゥインゴ」。車両本体価格198.6万円の「ルノートゥインゴ・EDC(198.6万円)」は、CチェイプLEDランプが特徴的で日暮れから存在感を増してくれるキュートなヘッドライトが特徴で、力強いターボエンジンとRRレイアウトのよって、街乗りから小旅行まで小気味よい走りが堪能できます。(写真はル コック スポルティフ)
荷室の容量を980Lまで拡大できるシートアレンジも魅力で、実用性の高さも文句なし。はじめての輸入車としても最適ですね。
シトロエン・C3
少し予算オーバーですが、フランスのコンパクトカー「シトロエン C3 FEEL(226.1万円)」もオススメしたい1台。エクステリアは、ボディ側面を守る空気入り衝撃吸収パネル「エアバンプ」をはじめ、2トーンのオシャレなボディカラーなど、アグレッシブなデザインにフランス生まれらしい遊び心を感じさせるもの。
ラゲッジスペースは300リットルと十分な容量だし、大型グローブボックスや電源ソケット、USBポート付きのセンターコンソールなど、実用性も抜かりなし。車両本体価格は200万円を少し上回るとはいえ、ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)や、アクティブセーフティブレーキ(被害軽減ブレーキ)、ヒルスタートアシスタンスなど、安全性を高める機能が充実していることも考えると、割安と言えるでしょう。
いかがでしたか。ちなみに、冒頭のアンケートによると今年の新成人が欲しい車1位は「アクア」だったそうです。