用途によって異なるタイプのパックプライマーをラインアップ
接着力を高める「プライマー」という下地剤がある。これは、両面テープなどを使用する際、接着しづらい材質の表面を改質してより接着力を高めるものだ。もちろんプライマーには、接着面の材質に合わせてタイプがある。エアロパーツなど外装パーツを装着する際に使用される例が多い。とくに「Y4300K」は軟接着タイプなのでプライマーを使った方が安心だ。
愛工房で販売する3M製プライマーは、G-200(ガラス)、N-200(ウレタン・ガラス・PVC)、K-500(TPO・PP)の3タイプ。それぞれ5パックを1セットで販売する(¥1,050/税・送料込み)。プライマー含んだ小さな布が1枚ずつ入っている。例えば、ドライブレコーダーを装着する場合、カメラ部だけに使用するなら1パックで十分だが、同社が販売する配線を隠しつつキレイなワイヤリングができるコードレールまで使用するなら2〜3枚は必要だろう。パックに入っているので保存も容易で、何かと使う機会はある。
ドライブレコーダーのカメラを確実に取り付ける
ところで、平坦なガラス面ならカンタンに接着できそうだが、ドライブレコーダーに付属する両面テープは接着時に気泡が入りやすく、気温が上がる夏は接着力が低下して脱落するケースも多い。そこで同社では、3M製VHBアクリルフォーム構造用接合テープとK-500プライマー、クリーナーをセットにした「VHX車載カメラ取付キット(¥700/税・送料込み)」を販売している。
このキットの両面テープは、先にプライマーを塗ったガラスに接着することで、気泡が入りにくくなる。
ハッキリ言って、万一のときに役立つドライブレコーダーだからこそ、確実な取り付けをするべきだろう。このように一見同じように思える両面テープではあるが、使用する場所に応じて確実な接着をしてほしい。