昨年11月に発表された2モデルが早々と日本上陸
昨年11月のミラノショー(EICMA2019)で世界初公開されたBMWの「F 900 R」、そして「F 900 XR」の2モデルが日本市場に投入。2月25日より発売を開始する。ホイールスピンなどを抑制するエンジン・ドラッグ・トルク・コントロールで車両の安定性を高め、ETC2.0やキーレスシステムといった快適装備も標準化した。
ロードスター・モデルのF900R、アドベンチャー・スポーツのF900XRともに、スチールブリッジ構造フレームに排気量895ccの並列2気筒エンジン(最大出力は77kW/105ps、最大トルク92N・m)を搭載し、軽量な樹脂タンク(容量はXRが15.5リッター、Rは13リッター)を採用する。
また、官能的なエンジン・サウンドを奏でるアンダーフロア・サイレンサー・システム、安定性を高めるアンチ・ホッピング・クラッチを標準装備。急激なスロットル操作やシフト・ダウンの際に発生しやすいリヤ・ホイールのスリップを軽減し、高い安全性を実現する”エンジン・ドラッグ・トルク・コントロール(MSR)”がスタンダード・グレード以上に装備される。またコーナリング時に進行方向を照らすアダプティブ・ヘッドライトやカギを持っていればエンジン始動ができるキーレス・ライド、高い視認性を誇る6.5インチTFTディスプレイ、そしてETC 2.0といった快適性を高める装備を標準化している。
F 900 RとF 900 XRには、それぞれそのキャラクターを明確に表すカラー・バリエーションを展開。ロードスター・モデルF900Rは、ホッケンハイム・シルバー・メタリック/レーシング・レッド、サンマリノ・ブルー・メタリック、ブラック・ストーム・メタリックの3タイプ。
アドベンチャー・スポーツのF900XRは、レーシング・レッド、ライト・ホワイト、ガルバニック・ゴールド・メタリックと3種類を用意する。