2列シート仕様で積載量もナットク
日産の関連会社「オーテックジャパン」は、車中泊のニーズに対応したミニバン、セレナの「マルチベッド」を設定するとともに、NV200バネット「マルチベッドワゴン」の仕様を一部向上した。
セレナ「マルチベッド」は、”XV”、”ハイウェイスターV”、”e-POWER XV”、”e-POWER ハイウェイスターV”のグレードをベースに製作。いずれも2列シート仕様とし、人気のオプション「防水シート」を標準装備。ベッドボードにはシートと同じ防水性のある素材を採用したことで、汚れを拭き取りやすく手入れが簡単に行なえる。
また、ウェアや小物などを掛けることができる「サイドマルチパイプラック」や、釣り具やサーフボードを積載するためのアイテムをオプション設定した。
一方のNV200バネット「マルチベッドワゴン」は、ワゴン2列シート仕様のグレードがベース。1月に実施したベース車両の一部仕様向上と同様に、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「ハイビームアシスト」、「LDW(車線逸脱警報)」などの先進安全装備を新たに採用する。さらに「マルチベッドワゴン」専用のボディカラーとして、趣味のフィールドでも都会の街並みの中でも個性が光る、2種類のパステル調2トーンカラーを追加設定した。
両モデルともに、日常的な使用はもちろん、アウトドアや大きな機材を使用する趣味を楽しむ人、ペット連れの旅を楽しむ人のために、2列(5人乗り)のシートレイアウトと収納式のベッドシステムを搭載。高い実用性と快適な休憩のためのスペースを同時にもたらす1台となっている。
このように、宿泊施設を利用せずに車内で快適に就寝することもできるので、活動的なライフスタイルをより充実したい方をさまざまなシーンでサポートしてくれるだろう。なお、セレナ「マルチベッド(323万1800円〜)」は2月10日より、NV200バネット「マルチベッドワゴン(262万4600円〜)」は1月31日より、日産の販売会社を通じて全国一斉に発売している。