自動運転時代を見据えたコンセプトカーを展示
カーナビ&カーオーディオメーカー「アルパイン」のアイテムを組み込んで魅力的な新車コンプリートカーを販売するのが「アルパインスタイル」だ。2月14〜16日にインテクス大阪(大阪市)で開催されている大阪オートメッセ2020で、トヨタ・ヴォクシーとノア、マツダCX-8とCX—5の特別仕様車「アルパインスタイルリミテッドエディション」を発表した。
「アルパインスタイルリミテッドエディション」は、カーボンのフラップスポイラーと限定特別仕様ダイヤカット/ブラッククリアのBalken Bb.09X 19インチホイールでエクステリアをカスタマイズ。
インテリアは11型モニターAVカーナビ「アルパイン・ビッグX(限定専用オープニング)」をインストール。さらに特別仕様専用のシートカバーとLEDアンビエントライトが備わっている。2月14日から受注受け付け販売を行っている。ちなみに1月に発表・発売した同シリーズのトヨタ・アルファードとヴェルファイアは、すでに完売するほどの人気だった。
アルパインスタイルブース中央でひときわ目立っていたのが、「プレミアムリムジンブラッシュドブラックコンセプト」のコンセプトカー。完全自動運転システムが完成したときには、クルマは単なる移動空間ではなく、より快適で充実した装備が求められることになる。その近未来を見据え、このコンセプトカーのインテリアは、アルパインスタイルが提案する感動空間に仕上げられている。
2列目シートは、リクライニング機能、オットマン、シートヒーターのプレミアムリムジン仕様。運転席との間に備えられたリフトアップモニターを見ながら、移動中にはリビングルームにいるような気分でくつろげるのだ。
エクステリアは最先端の3D技術を駆使して製作されたフラップ一体型フルバンパータイプのエアロダイナミクスボディを採用。印象的なデザインの大型グリルを配置することでフロントフェイスは強烈なインパクトを放っている。そして仕上げは、ボディがブラッシュドブラック、ルーフはカーボンのラッピングを施す。そのボディとコーディネイトさせて、足元にはブラッシュドアナダイズドブラックの22インチホイールを奢ることで精悍なスタイルに仕上げられている。
また14日に行われたプレスカンファレンスでは、アルパインディーラーとして、アルパインがプロデュースするコンプリートカー販売やユーザーニーズに合わせたカスタマイズを提案する「アルパインスタイル大阪171」が今夏オープンすることがアナウンスされた。これまで「アルパインスタイル横浜246」と「アルパインスタイル福岡R3」の2か所だったが、リクエストが多かった関西エリアにもオープンする。