五感に訴えてくるサウンドを目指してマフラーを開発
さらにマフラーは「アペックス」製の400R用を装着。横山氏にとってノーマルではあまりにも静かすぎると感じたため、五感に訴えてくるサウンドを目指してもらったそう。チタンの2本出しスタイルはノーマルのジェントルなリヤスタイルに絶好のアクセントを与えている。
コンピュータも変更されているが、北米市場にすでに投入されているイギリス製のソフトウェアをセット。400Rに搭載されるVR30DDTTは、北米ではインフィニティQ50にも搭載され、2016年よりすでに流通しているエンジン。そのため、ソフトウェアはすでに出回っていて、納車後すぐにセットしてみると、幸運なことにバグもなく、そのまま使えたとのことだ。
外装に関しては現時点ではフロントリップスポイラーのみを装着しているが、今後はサイド、リヤアンダー、リヤウイングと全方位をリリース予定。さらに展示車両はシートとフロアマットをボディカラーに合わせて、ホワイトに仕上げたアイテムをセットしていた。こうしてみると、走りのパフォーマンスアップ、そしてエクステリア&インテリアのカスタマイズともに、現時点ですでにある程度の準備ができている状況だ。
今後はさらに、お客さんの400Rをいろいろと見て、話を聞いて、オイルクーラーなどの開発もしていきたいとのこと。GT-Rではないけれど、本誌としても、気になる存在の400R。フェニックスパワーのさらなるパーツリリースの動きも気にしていきたい。