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北米テイストを取り入れた大人のカスタム! 実用的でファッショナブルなブラックCR-V

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

北米で限定車に採用された漆黒のボディカラー

 2月14日(金)~16日(日)に開催された大阪オートメッセ2020では、世界的なブームを受けSUVの出展車両も多く見受けられる。そこにホンダが送り込んだCR-Vは、輸入車を得意とするプロショップとのコラボによる、北米カスタムを意識した1台だ。

 正式な展示車両名である『CR-V BLACK EDITION Custom Concept with THE CHECK SHOP』と聞き、ピンときた人はなかなかの北米マニア。ブラックエディションとは北米のホンダ車に設定されている特別仕様車で、名前のとおり漆黒のボディでクールな雰囲気をまとっている。

 ただし現行モデルのCR-Vは北米仕様にもブラックエディションが存在せず、あくまでもコンセプトモデルという位置付けだ。加えて大径のマッドタイヤを始めとした様々なパーツが追加されており、それらを手がけたのは輸入車のカスタムで知られる『チェックショップ(THE CHECK SHOP)』。

 外観でもっとも目を引くタイヤは、北米で高い人気を誇るトーヨータイヤの『オープンカントリー』だ。サイズも265/65-17とノーマルに比べかなり大きく、それを収めるため足まわりは『JRZ RS PRO』のキットでリフトアップし、オーバーフェンダーも装着している。

 足もとから放つタフなイメージを引き立てるように、ルーフラックには『HAPRO』のボックスやLEDライト、さらにタイヤがスタックした際の脱出に使うアイテムを搭載。街に溶け込むカジュアルなスタイルも魅力のCR-Vだが、SUV本来の楽しさも十分すぎるほど味わえるよう仕上げてきた。

 反響が大きければ今後もCR-Vだけにとどまらず、外部プロショップと協力してのコンセプトモデルを、多様なカーライフの提案として作っていきたいという。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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