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ヤマハ「MT-25 ABS」および「MT-03 ABS」の2020年モデル発表、先進性あふれる精悍なフェイスに進化

フロント周りのデザインを一新

 YZF-R3のネイキッドモデル「MT-25(249cc)」および「MT-03(320cc)」といえば、インドネシアのヤマハ子会社「PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing (YIMM)」が製造を行なうモデル。YZF-Rシリーズと同じ水冷直列2気筒DOHC4バルブ・エンジンを軽量ダイヤモンドフレームに搭載するスポーツモデルだ。

 国内では2015年10月に登場し、カラー&グラフィックの変更を受けてきたが、今回初のマイナーチェンジを受け2020年モデルへと進化を遂げた。大きな変更点は、フロントフェイス・デザインの一新。2眼LEDポジションランプと超小型LEDヘッドランプを採用した先進性あふれる精悍なフロントフェイスに生まれ変わったのである。

 同時に、剛性バランスに優れて旋回時や制動時に良好なフロント接地感をもたらすφ37mmのインナーチューブの倒立式フロントサスペンションを採用。さらに従来モデルに比べ44mmハンドル位置を上げたアップライトなポジションとし、機敏なハンドリングと市街地での乗りやすさを向上させた。

 ほかにも、左右幅を51mm拡大しビッグマシンを彷彿させる燃料タンクカバー、フロントフェイス・燃料タンク・エンジンが一体感をもつフロント周りの“塊”感あるスタイリングを採用。前寄りの重心設定でマスフォワード感を強調するなど、スタイリングも磨きをかけた。

 バーグラフタイプのタコメーターに加え、平均燃費、水温、ギアポジションなど多彩な情報を表示する液晶メーターを採用。新たに搭載した小型LEDフラッシャーランプやハザードスイッチなど機能性も向上している。また、MT-03 ABSには新パターンのラジアルタイヤを採用するなどの変更も実施された。

 ボディカラーは両モデルともに、「マットライトグレーメタリック4(マットライトグレー)」、「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)」、「ブラックメタリック12(ブラック)」の3色展開。

 価格は「MT-25 ABS」が62万1500円、「MT-03 ABS」が65万4500円(ともに税込み)となる。発売は2020年3月28日より開始とのこと。

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