足まわりなど各部の傷みが原因の場合も
さらに、凹凸などの段差を乗り越えた時にハンドルが大きくふらついたり、路地を曲がった時やUターンした際に、ハンドルを大きくきって「コツン」という手応えがあったら要注意。ハンドルを動かすギアやベアリング破損の恐れがあるかもしれません。
振動はハンドル以外にも「ペダル」から伝わってくるケースもあります。例えば、アクセルを踏み込んだ時に振動が発生するならば、エンジンやトランスミッションが原因の可能性も。ブレーキを踏み込んだ時に普段と違う手応えや振動を感じたなら、ブレーキパッド&ローターに異常の疑いが考えられます。どちらも致命的なことにならないうちに、整備工場での早期点検をオススメします。
他にも走行中のシフトチェンジで、ATの変速ショックを大きくなっている場合はATフルードの劣化が考えられます。こちらも手遅れにならないよう5万キロおきに交換しましょう。他にもシフトショックが大きくなる原因としてエンジンマウントの劣化も考えられますので、行楽シーズン前は、安全のために今一度クルマの状態をチェックしてみましょう。