安価で手に入る1/18スケールに注目!
ラジコンからレジン製ミニカーまで手掛けている京商が輸入代理店となっているフランスが誇るミニチュアモデルの名ブランド「ソリド」、ラジコンからミニ四駆まで昔から定評があるタミヤはプラモデルと、それぞれから新製品情報が届いたのでご紹介しよう。
【京商】
「ソリド」は、3台のミニカーをリリース。まずは、アルピーヌA110の後継モデルとして1971年に登場したA310V6から紹介しよう。1977年にプジョー・ルノー・ボルボの3社で共同開発を行った2.6リッターV6エンジンを搭載車をモデル化した。リアガラスの熱線やホイールのディテールを細かく再現。左右ドア開閉機構ギミックが備えられ、室内の様子を覗くことが可能だ。
続いては、大衆車のルノー5(サンク)をベースにWRCのGr.4カテゴリーに出場するために生産された5ターボ1をモデル化。塗り分けられた赤いボディカラーはターボ1の特徴でもあり、オーバーフェンダーのラインがよく出ている。ドアノブのキー差し込み口まで忠実に再現しているところが、細かいことだが注目のポイント。こちらは、エンジンルームやトランクなど開閉機構ギミックも備えられている。
最後に紹介するのは2017年に現代に蘇ったアルピーヌA110。モデル化されたのはわずか1955台のみ設定されたプルミエールエディションだ。カタログモデルの「ピュア」や「リネージ」とは異なる専用デザインのホイールを採用している。日本市場に割り当てられたボディカラーは「ブルーアルピーヌメタリック」のみで、モデル化されたのは日本未導入のブラングラシエ(ホワイト系)だ。
3台はいずれも1/18スケールで価格は8800円(税込み)となっている。発売は2月末を予定している。
【タミヤ】
2016年に4代目ロードスターに追加された電動格納式ルーフを採用したモデルがRF(リトラクタブル・ファストバック)、「マツダ・ロードスターRF」の1/24スケール・プラモデルが登場。
タミヤでは実車をそのままにモデル化。ルーフの展開状態と格納状態のどちらかを選んで組み立てることが可能。スポーツカーらしいタイトで機能的なコクピットは、右ハンドルと左ハンドルのいずれかを選択ができるため、海外仕様の「MX-5(アメリカ仕様)」に仕上げることも可能だ。
シャーシ回りのクオリティもプラモデルとは思えない。サスペンションや駆動系などボディ下面のメカニズムも立体感があり、初代ロードスターからの伝統であるパワー・プラント・フレームも再現している。RS グレードに標準装備されるレカロシートや、オプション設定されているBBSホイールも用意している。
発売は3月28日を予定しており、価格は3520円(税込み)。