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大切な家族を守る! 車内でできるウイルス感染の予防対策

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: Auto Messe Web編集部、AC、カーメイト

除菌や適度な湿度で防げる予防策

 ウイルス感染への飛沫感染を予防するために、クルマの中でもマスクを使うことは適切。さらに車内を除菌し湿度を保つことで、感染予防ができます。

 まずは、アルコール除菌シートや除菌スプレーを活用しての対策。例えば、ハンドルやシート、インパネのスイッチ系、ドアノブ、シフトノブなど、人の手が触れやすい部分は除菌シートを使って拭き取ることを心がけたいものです。毎日のことになるので大変と感じるなら、部分的な除菌のために「除菌スプレー」を用意。また、車内全体の除菌・消臭も考えるのであれば「置き型の除菌用品」を使えばより高い感染予防効果があるでしょう。

 例えば「クレベリン」。浮遊・付着ウイルスを除去できることで注目されていますが、製造メーカーである大幸薬品によると「家庭用クレベリン(置き型)をクルマで使用しないでください」としています。

 車内用としては、大幸製薬とデンソーが共同開発した「CLVDNX車両用クレベリン」というタイプがあるほか、大手カー用品店で施工してもらうことが可能です。他にもカーメイトの「ドクターデオシリーズ」やパナソニックの「ナノイー発生機」など、車内置き型の除菌用品はカー量販店で販売されているので、効果と使い勝手を考えてセレクトするのがいいでしょう。

 ちなみに、二酸化塩素効果でウイルス・菌・臭いを除去する家庭用の除菌用品はオススメできません。その理由は、狭い車内で使うと独特の塩素臭が強くなるから。人によっては、のどの痛みや気分が悪くなる可能性があります。

車内でもマメな換気がオススメ

 また車内が乾燥しすぎないようにする方法として、走行中も窓を少し開けておくのもひとつの手段です。雨や寒さが気になって窓を開けることができない場合でのヒーター使用は「車内循環」ではなく、「外気導入」に切り替えてフレッシュエアを上手に取り入れることを意識しておくのもポイント。これによって、車内乾燥が防げて適度な湿度を保つことができます。花粉症の人はエアコンフォルターの交換もお忘れなく(1年もしくは1万kmごと交換推奨)。

 また、「加湿器」もウイルス対策のひとつ。なお、新型コロナウイルスでの実証実験はないものの、乾燥することでウイルスは活性化しやすいために用意しておくといいでしょう。カー用品店に行けばシガーソケットから電源が取れるミニ加湿器が販売されていますよ。他にも車内で使う加湿器としてUSB電源のカップホルダータイプもオススメ。加湿設定ができたり、充電機能、除菌機能があったりして使いやすいのが特長です。

 すでに対策している人もいるかもしれない、愛車のコロナウイルス対策。他にもいい方法があったら是非コメントして、みんなで感染予防したいですね。

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