2020年はトヨタのコンセプトモデルが聖火伴走
2年前、AUTOMOBILE COUNCIL 2018に、セドリックの聖火搬送車と並んで展示されていたのはトヨタMIRAIでした。これでも十分に未来志向ではあるのですが、今回の東京オリンピックで聖火リレーの伴走車としては、さらに未来志向の強いLQが予定されています。LQとは、昨年の10月の東京モーターショー2019のMEGA WEB会場で開催された「FUTURE EXPO」に、新しい時代の愛車を具現化するコンセプトモデルとしてトヨタが発表したモデルです。
今年の6月からは『トヨタYUIプロジェクトTOURS 2020』と銘打った試乗会が開催されることになっています。聖火リレーで見るだけでなく実際にドライブして未来を味わってみるのもお薦めです。
2回目となる今度の東京オリンピックでトヨタは、オフィシャルサプライヤーとして車両提供を一手に引き受けることになっています。
半世紀経った時に日本のクルマも凄かったんだ、と思い返す時がまた来るのでしょうか。果たして国産車の置かれた立場は? そして国内のクルマ事情は、いったいどうなっているのでしょうか? クルマだけでないあらゆるモビリティのテクノロジーはどうなのか、期待と心配が相半ばするところです。