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VW新型ゴルフ8のホットハッチ版「Golf GTシリーズ」を世界初公開

ガソリンからプラグインハイブリッドまで

 フォルクスワーゲン(以下VW)は3月3日、ジュネーブショーで世界初披露を予定していた“Golf GTシリーズ”の「Golf GTI」「Golf GTD」「Golf GTE」をウェブキャスト(オンラインストリーミング)で公開した。コンセプトカーとのことで詳細なスペックや発売日などは公開されていないが、完成度はきわめて高く、市販も遠くないと思われる。

GTIはさらにハイパワーに

 まずは注目のガソリンモデル「GTI」だが、搭載エンジンは2リッター直4ターボで、最高出力245ps/370Nmを発生。従来型のGTI(230ps/350Nm)を上回り、その高性能バージョンだったGTIパフォーマンスと同スペックを実現している。

 トランスミッションは6速マニュアルが標準で、7速DSGもオプションとして用意。エアロパーツもGTI専用となるほか、おなじみのシートやステアリング、メーターも専用となっている。

 

GTEは1.4リッターターボ&電気モーター

 次にプラグインハイブリッドモデルの「GTE」には 110kW(150ps)を発生する1.4リッターのターボエンジンと85kWの電気モーターを搭載。トータル180kW(245ps)の最高出力と400Nmの最大トルクを発生する。

 こちらのトランスミッションは6速DSG。EVモードでは最高130km/hで走行可能となり、モーターだけでの航続距離は約60kmとなっている。

 

2リッターディーゼルターボのGTDも用意

 さらにディーゼルモデルの「GTD」も発表された。こちらの心臓部は2リッター4気筒のターボ仕様で、最高出力は147kW(200ps)となり、400Nmという最大トルクを発生する。

 トランスミッションは7速DSG。直列に接続された2つのSCR触媒コンバーターとデュアル・アドブルー・インジェクションによる、新しいSCRシステムは、先代モデルに比べて窒素酸化物(NOx)の排出量を大幅に削減しているとのことだ。

 それぞれに異なる個性を持たせた新しいゴルフ。日本導入のタイミングが気になるところである。

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