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スイフトのセダンはインド専売! 日本では売っていないスズキ車5台

求む! 日本導入!!

 世界第4位の自動車マーケットであるインド。そんなインドで乗用車市場の5割以上という圧倒的なシェアを誇っているのが「マルチスズキ」だ。スズキとインド国営企業との合弁会社で、1983年に初代「アルト」をベースとした最初のモデル「マルチ800」を発売。低価格や信頼性の高さから人気を博し、同社はラインナップを拡大。今では日本のスズキ車よりも多くの車種バリエーションを抱える、インドを代表する自動車メーカーとなっている。

 今回は、そんなマルチインドの、日本では売っていない興味深い最新モデルを紹介しよう。

スイフトのセダン「ディザイア」

「ディザイア」と呼ぶコンパクトセダンは、いわば日本で販売されているスズキ「スイフト」の4ドアセダン版。税制面などで優遇される全長4mを切る車体としつつ、荷室容量を稼ぐべくハッチバックではなくセダンとしている。またトランク付きのほうが立派に見えることから、現地ではハッチバックの「スイフト」も販売されていが街中で見かけるのはほとんどがセダンの「ディザイア」だ。

独自の進化を遂げた「ワゴンR」

 スズキを代表するモデル「ワゴンR」はインドでも販売されているが、日本とは異なる独自の進化を遂げている。現地向けとしての3代目となる現行モデルは2019年1月にデビューし、プラットフォームは最新の「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。全幅は1620mmと日本向けの軽自動車より幅広だ。エンジンは1リッターの3気筒と1.3リッターの4気筒を搭載。

コンパクトSUV「ビターラ ブレッツァ」

 今年2月にマイナーチェンジを受けたコンパクトSUV。力強いデザインのボディは、現地で優遇措置を受けるべく全長を4m未満に収めていて、現地のSUV市場ではナンバーワンの販売台数を誇る。エンジンは1.5リッター4気筒。

ハスラーの兄貴分?「エスプレッソ」

 全長3565mm×全幅1520mmで軽自動車よりもわずかに大きいサイズのクロスオーバーSUV「エスプレッソ」。ハスラーに比べるとSUVテイストがより強調されている。

スタイリッシュな3列シーター「XL6」

 上級タイプの3列シートMPVで、全長は4445mm。プレミアムチャンネルであるNEXA店で販売されるだけあり、フロントデザインにもどことなく高級感が漂う。エンジンは1.5リッターガソリンで4速ATのほか5速MTも選べる。

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