逮捕・起訴される可能性
それを無視し続けて、再三警察の出頭要請に応じないとなると、ある日いきなり警察官がやってきて逮捕・起訴される可能性がある。「たかが数千円の反則金で逮捕なんて」と思うかもしれないが、警視庁は一昨年、出頭要請に応じず反則金が未納だった交通違反者を524人逮捕したと報道されて話題になった。
昨年末、埼玉県警が反則金未納で出頭に応じなかった3人を逮捕したというニュースもまだ記憶に新しいところ。たとえ軽微な違反でも警察に対し“放置プレイ”というのは通じない可能性もあるのだ。
違反切符を切られてしまった場合は、素直に反則金を納めるか、出頭要請に応じて正々堂々と自分の言い分をはっきり伝え、正式な裁判を望むと宣言するしかない(青切符の場合、不起訴になるケースは多いが……)。
「数千円の反則金なんて、踏み倒したってなんとかなるだろう」、という甘い考えは捨てた方がいいだろう。