現実的には自分の任意保険で直すことになる
ほとんどのケースでは、自腹で修理するか、自分の加入している任意保険(車両保険)を使って直すことになります。自費で直す場合には、事故証明書は不要。物損の程度にもよりますが、バンパーをこすられたり、ボディパネルにエクボ程度のへこみができたくらいであれば、相手を探すよりも自分で直してしまったほうが、人生の時間は有意義に使えるでしょう。
人間ですので腹は立つし、自分のせいでもないのに自腹で修理するのは納得できないでしょうが、相手が見つかるまで愛車が壊れた状態で放置することで、まともに乗れる時間が短くなるほうがカーライフ全体においてはムダなこと。「時は金なり」です。
当て逃げの相手がすぐに見つかれば別ですが、見つかることのほうが稀。そもそも、当て逃げするようなドライバーが、対物補償のある任意保険に入っているとも思えないし、仮に民事訴訟で賠償が認められても素直に払うとは限りません。
道徳的な良し悪しは別として、軽微なキズならば自分で直して、気持ちよく愛車と付き合っていくほうが健康的といえるでしょう。