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【立体駐車場OKのSUV】都市部で使いやすく、ハンドリング良好なオススメモデルとは

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

なかでもオススメしたい3モデルは?

【スバルXV】

 そこで、お買い得でもあり、都市部で使いやすく、走りもよく、さらにアウトドアを楽しむ際に遭遇しがちな悪路や雪道にも強い国産SUVという選択。筆頭は意外かもしれないが「スバルXV」(1.6i-L以上のグレード)になる。 ハッチバック車のインプレッサスポーツがベースとあなどるなかれ。全車スバル自慢のシンメトリカルAWDであり、最低地上高200mmかつ、1.6i-L以上のグレードにはフォレスターにも搭載される、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロール。悪路からのスムーズな脱出を実現する”X-MODE”を備え、筆者の体験では、片輪雪道、片輪雲泥路という坂道を、なんとサマータイヤのままグイグイと登れ、安心感たっぷりに下りることができたほどだ。 さらに2リッターエンジン=水平対向BOXERユニットの豊潤で濃厚なエンジンフィールは、スバルの実用車最上と言っていい。個人的には”ベスト・オブ・実用スバル車”なのである。

 

【マツダCX-30】

 都会を、リゾート地を美しく、スタイリッシュに疾走できる国産クロスオーバーSUVと言えば、魂動デザインのマツダ「CX-30」ではないだろうか。最低地上高は175mmとそれほどではないものの、4WDを選べば”人馬一体”の運転感覚、操縦感覚と相まって、まさに美しきオールラウンダーとなりうる。 特にクリーンディーゼルの重厚にして高級感溢れる走行性能は、ガソリンモデルでは得られない”スカイアクティブD”ならではの魅力。扱いやすさ、先進安全運転支援機能、コネクティッド機能も文句なしである。

 

【ボルボV60クロスカントリー】

 予算に余裕があり、輸入車も視野に入れるなら、アウトドア派や愛犬家にぴったりの1台として大いに薦められるのが「ボルボV60クロスカントリー」だ。全高1505mmは都会での駐車もしやすく、全幅こそ1895mm(カタログ上)とワイドだが、実際には全幅1850mmのV60をベースにクロスオーバーモデル化しているため、V60と基本的なボディサイズ(ドアミラー幅含む)や運転感覚は同一である。 駆動方式についてもV60には設定されないAWDであり、最低地上高210mmを確保。ラゲッジルームの使い勝手から荷物の出し入れ(ラゲッジフロアの低さによる)、世界最高峰の先進安全運転支援機能、前席マッサージ機能などによるロングドライブでの疲労度の少なさや悪路走破性まで、文句のつけようなし。 まさに都会に住むアウトドア派や愛犬家ユーザーにとって、最上の1台となりうるに違いない。非ドイツ車のボルボというブランドの選択も、粋でなかなかではないだろうか。

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