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「アウトドア=セダン」という脱定番もあり? 車中泊もこなせるレジャー向けモデルの良さとは

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

横になって仮眠可能な万能モデルたち

 アウトドアやレジャーの趣味がある人にとって、クルマの荷物の積載量は大いに気になるところ。思いつくクルマはミニバン、SUV、ワゴンに限定されてしまいそうだが、中にはセダン派の人もいるはずだ。そこで、セダンタイプでも「荷物をどっさり積める」「車内で真っすぐ横になって仮眠することも可能」という、新感覚なモデルを紹介したい。

トヨタ・プレミオ

 セダンタイプにして、そうした希望に応えてくれる、コンパクト車の筆頭がトヨタの「プレミオ」。セダンの常識を変えるシートアレンジ、荷室の使い勝手&拡大機能を備えていて、例えば、コンパクトセダンとしてはかなりレアな後席リクライニング機能を備えるほか、前席とつなげるとセダンの空間がカウチソファのように変身するのだから驚きである。

 しかも室内長は2055mmもあるのでゆったりできるし、トランクルームは5ナンバーサイズにして491L(VDA)の大容量を確保。さらに、後席はセダンとしてはめずらしい6:4分割可倒式で、室内空間とつなげることまでできるのだから、大きな荷物や長尺荷物の積載、それこそ倒した後席背面とトランクルームをつなぎ、マットレスを敷けば仮眠も可能となる。

 さすがに旧世代のクルマだから、最新の装備や先進安全運転支援機能には期待できないものの、価格と使い勝手の良さのバランスは依然、見事だ。

 

トヨタ・カムリ

「カムリ」の日本仕様は例によってハイブリッド車のみ。先代と違い、HVバッテリーを後席下に配置することで、トランクルーム容量は輸出仕様にあるガソリン車と同一の中型ワゴンに匹敵する524L(VDA)を確保している。また、トランクスルーの開口部も拡大。荷物の収納力そのものはもちろん、トランクスルーを利用して、最大2100mmもの長尺モノの積載も可能だ。 トランクスルー時には、ラゲッジフロアと、フラットに倒した後席の背面に約150mmの段差ができるが、クッションで段差を埋めるなどすれば、身長180cm程度の人でも横になることが可能。HVでこんなシートアレンジを実現しているのだから逸脱といえるだろう。

 さて「アウトドアのシーンにカムリが似合うか?」はともかく、レジャーでカムリが決定的に便利な理由が、オプションでAC100V/1500Wコンセントを装備できるところ。車内外で1500Wまでの電化製品が使える便利さは、アウトドアライフを大きく変えてくれる。しかも、非常給電システム付きなので災害時も安心だ。

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