創立100周年を祝う「GSX-R1000R ABS」
2020年3月15日に創立100周年を迎えたスズキだが、スズキのスーパー・スポーツバイク「GSX-R1000R ABS」にその記念特別色を施したモデルが登場する。
創立100周年に合わせ、2020年「FIM(国際モーターサイクリズム連盟)ロードレース世界選手権」のMotoGPクラスに参戦している『Team SUZUKI ECSTAR(チームスズキエクスター)』は、参戦マシンのGSX-RRを記念カラーリングに一新。今回の市販モデル「GSX-R1000R ABS」にもその特別色をモチーフにした”100周年記念カラー”を身に纏うこととなった。
ベースモデルのGSX-R1000R ABSは、「No.1スポーツバイク」をコンセプトに、GSX‐Rシリーズの特長である、エンジンと車体が調和した「走る・曲がる・止まる」の基本設計を徹底的に追求。GSX-R史上、最もパワフルで最も環境性能に優れたモデルだ。
MotoGPで開発された可変バルブシステム「スズキレーシングバリアブルバルブタイミング(SR-VVT)」、正確なバルブコントロールを実現する「スズキフィンガーフォロワーバルブトレイン」、背圧最適化で全回転域でのトルクを向上を行なう「スズキエキゾーストチューニングアルファ(SET-A)」、リニアなスロットルレスポンスを実現する「スズキトップフィードインジェクター(S-TFI)」の「ブロードパワーシステム」を投入した999ccの3直列4気筒DOHCエンジンを搭載。最高出力145kW(197PS)/最大トルク117N・m(11.9kgf・m)を発揮する。
車体サイズは全長2075×全幅705×全高1145(mm)。今回、施されるカラーリングはスズキのブルーカラーに、ボディセンターにシルバーの色帯が入り、SUZUKIのロゴが入るデザインの「トリトンブルーメタリック/ミスティックシルバーメタリック (青銀)」となる。
なお、発売は4月24日を予定。価格は196万円(税抜き)とのこと。