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「ハイエースEV」「キャラバンHV」登場の日は遠い?  人気キャブオーバーバンが電動化されない理由とは

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TEXT: 遠藤正賢  PHOTO: 遠藤正賢,Auto Messe Web編集部

走行距離の多いクルマなのになぜ?

 地球温暖化に端を発するCO2排出量規制強化の動きから、乗用車はもちろん商用車にまで電動化のトレンドが波及しているにも関わらず、電動車の設定が皆無に等しいカテゴリーが存在する。

 その一つが、トヨタのハイエース(レジアスエース)や日産NV350キャラバンといったミッドサイズのキャブオーバーバンだ。 世界は地球温暖化対策の流れだが、この両車になぜ、ハイブリッドカーやPHV、EV、FCVといった電動モデルが設定されないのかを考えてみたい。

車載スペースがを優先的に設計

 やはり第一は、確実に荷室容量が減るからだろう。

 エンジンがなくパワートレインのレイアウト自由度が高いEVやFCVでも、巨大な駆動用バッテリーや高圧水素タンクを搭載しなければならない。

 しかも、商用バンは基本的に荷物を積んで走るため加速時の負荷が大きく、最低でも1日電気を充電(または水素充填)せずに済むだけの航続距離を確保するには相応の容量が必要だ。ハイブリッドカーやPHVでも、燃費低減に寄与できるだけのモーター走行領域を確保しようとすればやはり、むやみに駆動用バッテリーを小型化することはできない。

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