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今なら買える 週末アドベンチャーな雰囲気を味わえるお薦め国産バイク

ハンターカブが気になるなら、こんなバイクはいかが?

 レジャー系カブの代名詞ともいわれるハンターカブ(CT125/ハンターカブ)の売り上げが絶好調だという。気候も良くなってアウトドアを満喫したいという時期だが、残念ながら新型コロナウイルス禍の影響で外出自粛状況。ならば自宅待機で自粛要請明けが待ち遠しいこの時間を使って、アウトドア・レジャーに役立つアドベンチャーテイストを味わえるバイクをチェックしてみてはいかがだろうか? 

 モトクロッサーのような本格的なオフロードモデルや、アドベンチャー&ツアラー大型モデルもあるが、ここではちょっと近場までと気軽に乗れる、車検などの面倒のない今買える国産軽二輪(125cc~250ccまで)のなかから、編集部が独自にチョイスしたものを紹介しよう。

■スズキVストローム250

 スズキのアドベンチャーツアラー、Vストロームシリーズの末弟ともいえるのがこのVストローム250だ。1050や650と同様のデザインを持ちながらも、250の軽快さや扱いやすさを兼ねた気軽な一台と言える。

 純正オプションとして、グリップヒーターやトップケースやサイドケースも用意されており、アドベンチャーツアラー然としたところも魅力だ。

 燃料タンクは容量17L、燃費はWMTCモード値で31.6km/L(1名乗車時)となる。車両サイズは全長2150×全幅880×全高1295(mm)、最低地上高は160mm、最小回転半径2.7m。価格は58万800円(税込み)、ABS仕様が61万3800円(税込み)となる。

■カワサキVERSYS-X 250TOURER

 タイで生産されているカワサキのアドベンチャーツアラー「ヴェルシス」。サイドケースや、エンジンガードやセンタースタンドも標準装備。ダンデムシートの高さに合わせたアルミ製リヤキャリアなど使い勝手も考えられた一台。

 17Lの燃料タンク容量で、燃費はWMTCモード値で24.8km/L(1名乗車時)。車両サイズは全長2170×全幅940×全高1390(mm)、車両重量183kg、最低地上高は180mm、最小回転半径2.5m。価格は70万4000円~72万500円(税込み)となる。

 

■ヤマハ トリッカー

 フリーライドプレイバイクのキャッチフレーズのトリッカーは、今回紹介した中では、エクストリームスポーツ、そして街乗りを意識したモデルになる。一時カタログ落ちしていたが、排ガス規制をクリアして復活している。

 セロー250と車体エンジンともに同じコンポーネントを共有する車両だが、タイヤサイズはフロント19インチ、リア16インチと小径化されている。軽量スリムでコンパクトな車体で取まわしの軽さ、足つきも良い。ただ、燃料タンク容量は7Lとなっている。

 燃費はWMTCモード値で38.7km/L(1名乗車時)となる。車両サイズは全長1980×全幅800×全高1145(mm)、車両重量127kg。最低地上高は280mm、価格は47万6300円(税込み)。

 

■ヤマハ セロー

 初代セローの登場(1985年)から35年となる2020年1月に、ファイナルエディションとして復活登場したのがセローだ。このロングセラーモデルはフロント21インチ、リア18インチタイヤにコンパクトな車体を合わせ、扱いやすさでマウンテントレールという新しいジャンルを開拓したモデルでもある。

 9.3L燃料タンク容量で、燃費はWMTCモード値で38.7km/L(1名乗車時)となる。車両サイズは全長2100×全幅805×全高1160(mm)、車両重量133kg、最低地上高は285mm。価格は55万8500円。スクリーン、ハンドルガード、リアキャリア、エンジンガードを装着したアクセサリーパッケージ「ツーリングセロー」は64万4600円。

 

■ホンダADV150

 ホンダからは少し異色だがスクータータイプの1台はどうだろう?

 2020年2月に発売となったアドベンチャースタイルの軽二輪スクーターADV150は、「限界を超えていく都会の冒険者」を開発コンセプトに登場したモデル。

シート下には27L容量のラゲッジボックスを備え、純正オプションにはリアキャリアや35Lのトップボックスもラインナップしている。燃料タンク容量8Lで、燃費はWMTCモード値で44.1km/L(1名乗車時)となる。車両サイズは全長1960×全幅760×全高1150(mm)、車両重量134kg、最低地上高は165mm、最小回転半径1.9m。価格は45万1000円。

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